内容説明
無気力、事なかれ主義がはびこる防衛庁。このままでは日本はダメになってしまう。仙台防衛施設局長までつとめたキャリアが直言する。
目次
第1部 防衛庁・自衛隊の大改革を(知られざる防衛庁・自衛隊の内実;防衛庁・自衛隊改革の基本構想;あるべき自衛官像とは何か;防衛大学校の改革を考える)
第2部 政治と軍事の新時代へ(戦争と民主主義;消えゆく「シビリアンコントロール」概念;軍事支出の経済効果;アングロサクソンと日本;知られざる予言者マクマレー;吉田茂の過ちと吉田ドクトリンのイデオローグたち)
著者等紹介
太田述正[オオタノブマサ]
1949年三重県四日市に生まれる。67年東京都立日比谷高校卒業。71年東京大学法学部卒業、防衛庁入庁。76年スタンフォード大学でMBAとMA(政治学)取得。82年白書室長(1982年防衛白書編纂)。88年英国国防省の大学校(RCDS)留学。94~96年防衛大学校総務部長。98年官房審議官(1999年防衛白書編纂等)。99年仙台防衛施設局長。2001年防衛庁を自ら退職
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