内容説明
国際化時代を迎えようとしている今日、そして人々の価値観も多様化しつつある現在、あらためて平等とはなにかを探求することが重要である。本書は、このような平等論のなかでも、最近活発な展開をみせており、かつその重要な分野をしめる男女平等論の体系化を試みたものである。
目次
序論(法律学への女性参加;女性の人権論の歴史)
総論(憲法と女子差別撤廃条約;国際社会における男女平等権の確立と発展;男女平等権と男女平等原則;平等権の法的性格;合理性の判断基準)
各論(女性と国の施策;女性と社会的領域;女性と私的領域)