現象学ことはじめ―日常に目覚めること (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535563087
  • NDC分類 116.7
  • Cコード C3010

内容説明

日常から立ちあがるための、日常への問いかけ。哲学のなかでもとりわけ難解と思われがちの現象学。だが本当にそうなのか。日々の生活で誰もが経験する具体的な「ことがら」から出発すれば、現象学はこんなに身近で面白い。

目次

第1章 教えること
第2章 見えることと感ずること
第3章 時がたつこと
第4章 変わることと変わらないこと
第5章 想い出さずに、想い出されるこということ
第6章 気づくことと気づかないこと
第7章 心と身体が育つこと
第8章 他の人の痛みを“痛む”こと
第9章 生きることと知ること
第10章 文化の違いを生きること

著者等紹介

山口一郎[ヤマグチイチロウ]
1947年宮崎に生まれる。1974年上智大学大学院哲学研究科、修士課程修了後、ドイツ、ミュンヘン大学哲学科に留学。1979年哲学博士(PhD)取得。1994年ボッフム大学にて、哲学教授資格(Habilitation)取得。1996年以来、東洋大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

刺股

2
「ことはじめ」とあるが中盤あたりからかなり難しくなる。特にフッサールの引用は難解。 時間における交差志向性の章のように他章でももう少し図が多いとありがたかった。 そうは言っても初期現象学の概観を学ぶには良書だと思う。 中島義道批判などもあり興味深かった。2019/04/12

Mentyu

0
カルチャーショックが日常を問い直すという話の他は、ほとんど把握しきれなかった。難しい。2024/01/22

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