内容説明
「在宅ケアの真髄を求めて」というライフケアシステム主催の公開講座の第９回（１９９０年）から第１２回（１９９３年）までの記録を再編集してここに刊行する運びになりました。「在宅ケア」の本質は何か。私たちは、この追究を忘れては「真の在宅ケアの実現はない」という考えからこの公開講座を行いました。
目次
在宅ケアの意味をいま問い直す
がん末期の在宅ケアをめぐって
在宅ホスピスの明日―在宅ホスピスを支える人を育てる
自分たちの健康は自分たちで守る―新しいコミュニティー形成へ向かって
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayano
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退職された方にいただいた本。1994年の本なので、介護保険制度も始まる前から、「在宅」に目を向けている方達がいた。それも、実務やご自身の経験を通じて。それらをシンポジウムや研究会として関連するづけていくこと、系統立てていくことの大切さや必要性が垣間見れる本。刊行されてから30年、医療は、看護は、人々の受け止めは変わっただろうか？専門性はますます細分化され、あんまり変わっていない気もする…。2023/08/29
