内容説明
インダストリアル・エコノミクスは経済学のフロンティアである。ミクロ経済学の道具を産業分析にどう応用するか。
目次
産業分析の基本概念
企業の機能と構造
独占企業の行動とその経済的帰結
垂直統合と垂直的制限
競争の形態とその経済効果―価格競争と数量競争
参入の経済効果
カルテル、合併・買収及び事業提携
情報の非対称性と企業行動
企業の戦略的行動
技術進歩と研究開発競争
知的財産制度、共同研究開発とネットワーク外部性
貿易と直接投資
規制とその改革
著者等紹介
長岡貞男[ナガオカサダオ]
1952年島根県生まれ。1975年東京大学工学部卒業、その後通産省および世界銀行勤務。1990年マサチューセッツ工科大学Ph.D.(経済学)。1992年成蹊大学経済学部教授。現在、一橋大学イノベーション研究センター教授
平尾由紀子[ヒラオユキコ]
1956年東京生まれ。東京外国語大学卒業、プリンストン大学行政学修士。ペンシルベニア大学Ph.D.(経済学)、パーデュー大学経済学部助教授、成蹊大学経済学部助教授を経て、成蹊大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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