内容説明
救済を真に必要とする人に資源を重点的に投入するには?経済学はもとより社会学、社会疫学、幸福研究を動員した分析。
目次
序章 各章の概要
1章 再分配問題へのアプローチ
2章 2000年代前半の所得格差と貧困
3章 再分配政策の効果と限界
4章 消費税改革と社会的厚生・貧困
5章 再分配問題としての教育システム選択
6章 教育の能力識別機能と社会的厚生
7章 健康と所得格差―社会疫学的アプローチ
8章 幸福度と所得格差―幸福研究的アプローチ
9章 子供の貧困の経済的帰結―社会学的アプローチ
著者等紹介
小塩隆士[オシオタカシ]
1960年生まれ。1983年、東京大学教養学部教養学科卒業。経済企画庁(現内閣府)等を経て、2009年より一橋大学経済研究所教授。大阪大学博士(国際公共政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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