危機の経済政策―なぜ起きたのか、何を学ぶのか

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535555747
  • NDC分類 333
  • Cコード C3033

目次

なぜ危機に学ぶのか?
大不況への道
大不況の経過
大不況の教訓
大インフレへの道
大インフレの経過
大インフレの教訓
大停滞への道
大停滞の経過
大停滞の教訓
危機の経過と背景
危機の教訓
何を学んだのか?

著者等紹介

若田部昌澄[ワカタベマサズミ]
1965年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、早稲田大学大学院経済学研究科・トロント大学経済学大学院博士課程単位取得退学。早稲田大学助手、助教授を経て、早稲田大学政治経済学術院教授。専攻は経済学史。共著『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

2
大不況、大インフレ、大停滞にたいしてマクロ経済:政策がどのように学んだのか、なぜ失敗したのかががよくわかる。そしてそれに対して処方箋は?次の一手はというものでしっぱいから学ぶ本としては最適であると思う。2012/08/06

koji

1
著者が言う、危機を歴史に学ぶ三つの教訓は分かりやすいので掲げておきます。①「理論は変わりうる。しかし、基本的であるほど理論は有用になりうる」②「政策形成にとって経済主体の知識・思想はきわめて大きな影響を及ぼしうる」③「歴史は助けとなりうる」。大不況、大インフレ、大停滞を、経済史の視点から跡付け、未来への提言をする啓蒙の書です。最後の白川日銀への痛烈な批判は、貨幣的要因重視の著者の面目躍如たるものでしょう。「現代の金融政策」との併読をお勧めすします。(以前別のペンネームで書いたものをkojiに移しました)。2010/11/20

koji2

1
著者が言う、危機を歴史に学ぶ三つの教訓は分かりやすいので掲げておきます。①「理論は変わりうる。しかし、基本的であるほど理論は有用になりうる」②「政策形成にとって経済主体の知識・思想はきわめて大きな影響を及ぼしうる」③「歴史は助けとなりうる」。大不況、大インフレ、大停滞を、経済史の視点から跡付け、未来への提言をする啓蒙の書です。最後の白川日銀への痛烈な批判は、貨幣的要因重視の著者の面目躍如たるものでしょう。「現代の金融政策」との併読をお勧めすします。2010/11/20

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