内容説明
ミクロ的基礎付けに十分配慮し、国際開発の新しい潮流もふまえた、気鋭の研究者による意欲的なテキスト。
目次
膨張する開発経済学
開発の成果を測る
零細自営業者や小農の経済学
途上国の信用市場
貧困層の賃金はなぜ低いままか
貧困の罠からの脱出
技術革新・普及とその制度
貧困層への援助
マイクロ・クレジットの経済学
共同体と開発
開発援助とガバナンス
グローバリゼーションと途上国
著者等紹介
黒崎卓[クロサキタカシ]
1964年生まれ。東京大学教養学部卒業。スタンフォード大学でPh.D.を取得。アジア経済研究所を経て、現在、一橋大学経済研究所助教授。『開発のミクロ経済学』(岩波書店)で日経経済図書文化賞受賞
山形辰史[ヤマガタタツフミ]
1963年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。ロチェスター大学でPh.D.を取得。現在、日本貿易振興会アジア経済研究所開発研究部研究員
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