内容説明
本書は、今後の公益事業構築に不可欠な企業金融論的な視点を含めた投資・資本構造分析、公益事業体の経営効率（とくに生産性）分析、アカウンタビリティ概念にもとづく会計情報開示、日英比較にもとづく制度改革・政策展開の解明という四つの論点から、曲がり角に立つ現状を実証的に分析し、２１世紀の公益事業の在り方を展望しようとするものである。
目次
第１部 投資・資本・料金の相互関係（投資政策と料金規制；資本構造と料金規制）
第２部 経営効率と料金政策（経営効率の評価；料金規制の変革と現実適用性）
第３部 情報開示と会計政策（会計情報開示の実態分析；会計分離政策の意義と動向）
第４部 制度改革と政策展開（制度改革の背景と手法；日英における政策展開）
