出版社内容情報
東日本大震災・福島原発事故における救済・復興・補償を現行法を使ってどのように解決できるかの展望を示す。自治体政策の視点も。
第1部 大規模震災と国民生活
第1章 大規模災害と私益の保護……………………………棟居快行
第2章 大規模震災と住民生活……………………………鈴木庸夫
第3章 災害と情報――東日本大震災を契機として………川岸令和
第4章 震災と復興・安全な地域づくり……………………由喜門眞治
第5章 ボランティアによる災害時の緊急対応活動と法的規律
……大脇成昭
第6章 自助・共助による防災対策を推進し地域防災力の一層の向上を図る
――千葉県防災基本条例の概説……牛山 敦
第2部 原子力災害の法と政策
第7章 原子力政策と行政組織――憲法の視点から……松本和彦
第8章 原子力政策と行政手続――行政法の視点から……友岡史仁
第9章 原子力損害と補償……………………………………中原茂樹
【著者紹介】
明治学院大学教授、千葉大学名誉教授
内容説明
国・自治体の防災対策、被災者支援のために。3・11東日本大震災、福島原発事故で提起された課題への憲法・行政法学からの災害公法学的対応。現実を正視し、今後の大規模災害に備える。
目次
第1部 大規模震災と国民生活(大規模災害と私益の保護;大規模震災と住民生活;災害と情報―東日本大震災を契機として;震災と復興・安全な地域づくり;ボランティアによる災害時の緊急対応活動と法的規律;自助・共助による防災対策を推進し地域防災力のい一層の向上を図る―千葉県防災基本条例の概説)
第2部 原子力事故の法と政策(原子力政策と行政組織―憲法の視点から;原子力政策と行政手続―行政法の視点から;原子力損害と補償)
著者等紹介
鈴木庸夫[スズキツネオ]
明治学院大学大学院法務職研究科教授、千葉大学名誉教授。1947年生まれ。1976年一橋大学大学院法学研究科公法専攻(博士課程)単位取得満期退学。千葉大学法経学部助教授、同教授、同大学大学院専門法務研究科教授を経て、2013年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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