出版社内容情報
「縮小都市」の再生事例としてトリノとバルセロナを取り上げ、人口減少社会における持続可能な地域づくりのあり方を追及する。
第1章 縮小都市トリノの再生をめぐる一考察 --- 戦略プランの策定とその役割を通して
第2章 「縮退都市の再生」に向けたメトロポリタン・ガバナンスの比較研究 --- トリノ大都市圏を事例として
第3章 市場や学校を核にトリノの移民街が再生する
第4章 トリノ市のガバナンス改革におけるサードセクターの戦略的価値
第5章 都市縮小時代の大都市における地区運営と持続可能性 --- トリノ市第2地区のエコミュージアム・プロジェクトを手掛かりに
第6章 自動車産業の生成・衰退と都市空間の変容 --- トリノ
第7章 多相的なプログラムによる都市イノベーション --- トリノとバルセロナ
第8章 バルセロナ・モデルの変容と転成
第9章 社会的包摂・雇用戦略とローカルガバナンス --- 南欧雇用レジームの中のバルセロナ
【著者紹介】
龍谷大学政策学部教授
目次
第１章 縮小都市トリノの再生をめぐる一考察
第２章 トリノにおける都市再生と大都市制度戦略
第３章 市場や学校を核にトリノの移民街が再生する
第４章 トリノ市のガバナンス改革におけるサードセクターの戦略的価値
第５章 都市縮小時代の大都市における地区運営と持続可能性
第６章 自動車産業部門の進化と都市の社会空間形成に関する考察
第７章 バルセロナ・モデルの変容と転成
第８章 欧州雇用・社会的包摂戦略とローカル・ガバナンス
著者等紹介
矢作弘［ヤハギヒロシ］
１９４７年生まれ。横浜市立大学商学部経済学科卒業、博士（社会環境科学）。日本経済新聞社編集局記者、ロサンゼルス支局長、編集員、大阪市立大学大学院創造都市研究科教授を経て、龍谷大学政策学部教授
阿部大輔［アベダイスケ］
１９７５年生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業。カタルーニャ工科大学バルセロナ建築大学校博士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士（工学）。政策研究大学院大学、東京大学都市持続再生研究センターを経て、龍谷大学政策学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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