内容説明
判例実務の考え方をしっかり理解できることを目標にした画期的なテキスト。豊富な事例を使い、基礎知識から受験に必要な内容まで、徹底してわかりやすく解説。
目次
1 刑法および犯罪論の基礎
2 構成要件該当性
3 違法性
4 責任
5 未遂犯
6 共犯
7 罪数および刑の適用
8 補論
著者等紹介
大塚裕史[オオツカヒロシ]
1950年生まれ。神戸大学大学院法学研究科教授
十河太朗[ソゴウタロウ]
1965年生まれ。同志社大学大学院司法研究科教授
塩谷毅[シオタニタケシ]
1969年生まれ。岡山大学法学部教授
豊田兼彦[トヨタカネヒコ]
1972年生まれ。関西学院大学大学院司法研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゃん
20
私が学生だった頃は、前田刑法が世に出てそれが非常に画期的だったという記憶があるが(私には難解だった。)、本書を読むと、今の時代は当時よりももっと懇切丁寧なテキストがあって刑法初心者にはいい時代だなと思った。本書では、判例や学説の考え方の道筋を辿りながら読むことができるので、体系書を読んでいて理解できなかったところも分かったような気がした。いろいろと参考になった。惜しいのは、引用が少ないこと。でも、それがために、本書を「ポイントを押さえながら繰り返し読むこと」(515頁)が読者に求められているのかと思った。2017/12/22
ビスケット
1
☆☆☆☆よくまとまってわかりやすいかった。2018/03/26
yosi
1
刑法のメジャーな基本書の一冊になる予感!各論にも期待! 2013/07/17
トンちゃん
0
刑法をここまでわかりやすく説明してくれるなんて…わかり易すぎて驚いた1冊。分厚いんだけどね(´°ω°`)↯↯2016/03/23
まいみ
0
第2版が発売され購入しなおしたので、読んだ本に移動。 500ページを超える分厚い本ですが、章ごとにまとまっており、1日1章とか決めて読むと通読をしてもそれほど苦にならない。 勉強をしていてふと疑問に思ったことが的確に書いてある良書。 2016/03/22