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憲法の理論を求めて―奥平憲法学の継承と展開

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  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535516267
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C3032

目次

日本における法治国概念の継受―行政法学での縮減と憲法学での拡張
憲法理論における自由の構造転換の可能性(1)―共和主義憲法理論のためのひとつの覚書
表現の自由の原理論における「公」と「私」―「自己統治」と「自律」の間
表現の機会を求めて―アクセスが沈黙を呼ぶパラドクスを超えられるか
「表現の自由」訴訟における「憲法上保護された行為」への着目
会社の言論
世代を超えた共同作業としての憲法―奥平憲法学と「物語」論
憲法上の権利と制度との関係をめぐって
「事前の権利」―差止めと損害賠償請求の狭間で
権力とグラフィクス

著者等紹介

長谷部恭男[ハセベヤスオ]
東京大学教授

中島徹[ナカジマトオル]
早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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フクロウ

2
石川健治「権力とグラフィクス」。筧克彦という、嘲笑される柏手憲法学の担い手は、しかし、針生誠吉が石川健治に告げたように、「馬鹿にしてはならない」思考体系を組み上げていた高度な知識人であり、真面目すぎた美濃部達吉であって、天皇機関説をギールケ、ディルタイらの批判的摂取の過程で高め、そして踏破してしまっただけなのである。2023/08/12

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