法廷における“現実”の構築―物語としての裁判

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法廷における“現実”の構築―物語としての裁判

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535515031
  • NDC分類 327.953
  • Cコード C3032

内容説明

市民による正義の実現、刑事裁判において法律の素人が裁判事案に関する“現実”を構築し、法的判断を行うプロセスと、それが社会正義の実現に対してもっている意義を、「物語」をキーワードに、言説分析・法人類学・社会心理学・フィールドワーク等の学際的な方法を駆使して分析する。その可能性とリスクをめぐる根源的な問いかけ。

目次

第1部 日常的過程としての裁判(法廷における物語;公式の法手続きと暗黙の判断行為)
第2部 物語構築と社会的判断の理論(物語と法的判断の構築;真理と社会的判断の構造)
第3部 法的判断の基礎を構築する(法廷における事案構築の諸戦略;事案構築における修辞戦術)
第4部 刑事裁判の理論への含意(刑事裁判の理論へ向けて;司法過程における偏見)

著者等紹介

ベネット,ランス[ベネット,ランス][Bennett,W.Lance]
1974年にイェール大学で政治学博士号を取得後、ワシントン大学で教える。メディアと政治コミュニケーションの研究で著名。現在までに『ニュース―幻影の政治学』、『統治の危機―米国選挙におけるメディア・マネー・マーケティング』など6冊の著書を刊行している。ケンブリッジ大学出版局「コミュニケーション、社会、政治」シリーズの共編者でもある

フェルドマン,マーサ[フェルドマン,マーサ][Feldman,Martha S.]
1983年にスタンフォード大学で政治学博士号を取得後、カリフォルニア大学アーヴィン校で教鞭を執る。社会学的な組織研究や質的研究方法論の分野で活躍する

北村隆憲[キタムラタカノリ]
1957年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業、東京都立大学大学院修了。法社会学専攻。東海大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とうもり

1
陪審員は弁護士や検察官から与えられる証拠を物語形式に再構築することにより理解し有罪無罪を判断する。視点としては面白いけど、当たり前と言えば当たり前。話し手が聞き手にどう働きかけるかの指標にはなるかも。2011/11/21

amy

0
読書メモ。目からウロコ。今まで考えたこともなかった。けどここまでくどくど語る必要はあるのか?2010/07/10

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