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白い仮説 黒い仮説―ニセ科学を見破る思考実験

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534043511
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

内容説明

人が感じられる一番長い時間は3秒。将来北極と南極が逆になる。ブラックホールは存在しない。脳をスキャンすると考えがわかる。アヤシイ仮説に白黒つける。

目次

プロローグ 現代日本は「黒い仮説」が跋扈する時代
第1章 健康か、不健康か、それが問題だ
第3章 生命と進化からだまされない考え方を学ぶ
第4章 地球と宇宙は白い仮説、黒い仮説の宝庫
エピローグ 「黒い仮説」時代をどう生きる

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
1960年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了。科学作家として硬軟自在の多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばりぼー

48
現代日本に横行するインチキやマヤカシを、白か黒かという視点でぶった斬った本。「マイナスイオン」「ミネラルウォーター」「ゼロカロリー飲料」といった身近なものの正体を検証した話や、「視聴率」「平均所得」などの数字のトリックには要注意といった話はわかりやすくてすんなり納得できました。意外だったのは「血液型性格分類はインチキではない」という部分。科学的に根拠がないのは周知の事実でも「みんなが信じているから」これは現代日本の「文化」であって、科学者が文化を検閲すべきではないという姿勢にある意味感心しました。2014/06/07

ユウユウ

31
相対性理論とか壮大すぎてなんのことやらでしたが、第1章から第4章までは比較的読みやすく、科学読み物として楽しめました。2018/03/14

あじさい

9
科学系にしては、予備知識を必要とせずに読み進められる作品。著者が、もっと多くの人達に科学に親しんでもらいたい、というスタンスであればこその成果。敬遠されがちな科学へのハードルを下げるために、テーマや文章もやわらか~く設定されている。これが立花隆氏の場合「高校レベルの物理・化学・生物くらいはマスターしていなければ読む資格ナーシッ!」と迫りくる文体で突っぱねてくるだろう。本作品は、純粋に読み物として面白いので、科学云々という縛りに捕らわれることなく軽い感覚で手にとって貰えれば良いかなぁ、と思いマス2015/10/13

文章で飯を食う

8
完全に否定はしない〈科学的〉態度に感銘。血液型占いでさえ、文化としては考えるのは面白い。2015/09/30

武井 康則

5
ラジオで科学の啓蒙を促す著者が根拠のない生活の疑似科学を説明する。ミネラルウォーター、マイナスイオンは血液占いレベルかもしれない。なぜ日本では疑似科学が流行るのかでは、アメリカのような宗教、環境などの圧力がないから。エピローグがつまらない。2019/07/17

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