内容説明
“偉大な頭脳”にもこんな悩みと苦労があった…。天才アインシュタインですら、勝てなかった相手とは?ガリレオは「それでも地球は回っている」なんて言っていない?インテリ科学者とボンゴの名手は犬猿の仲?「宇宙の始まりは時間が虚数だった」ってどういうこと?マリー・キュリーはスキャンダルまみれ?故国を追われた物理学者が思想家に転向?…etc.天才たちの“闘い”から読み解く現代物理学への道。
目次
物理学者に必要なのは、実力か人気か―ファインマンvs.ゲルマン
350年にわたった無数の馬鹿者たちとの闘い―ガリレオvs.ローマ法王
永遠にわかりあえない2人―アインシュタインvs.ボーア
ビジネスモデルとしての物理学賞―ノーベル賞vs.フランクリンメダル
異端の烙印を押された科学者―ボームvs.アメリカ「帝国」
超秀才物理学者の独奏曲―ランダウvs.スターリン
数多の逆境と闘い抜いた生涯―マリー・キュリーvs.差別
天才同士の苦悩と葛藤―湯川秀樹vs.朝永振一郎
違う世界に棲んでいる師弟―ホーキングvs.ペンローズ
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
1960年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。マギール大学大学院博士課程修了。Ph.D.(高エネルギー物理学専攻)。科学作家として硬軟自在の多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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