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獅子たりえぬ超大国―なぜアメリカは強迫的に世界覇権を求めるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784534035691
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

出版社内容情報

"大国ぶりを称えられるアメリカだが、その歩んできた道を振り返っても、実態は権威なき大国、戦争中毒にかかったならず者国家にすぎない。建国以来、歴史や伝統を否定し、古いものを壊すことによって存在意義を主張してきた、その真実の姿を明らかにする。"

内容説明

イラクへの武力攻撃をめぐって露わになったアメリカの一国主義。歴史の浅さに対するコンプレックスも、たまさかの経済的繁栄によって傲慢さに変わり、いまや“新帝国主義”の様相さえ呈し始めた。そこにあるのは、獅子の風格を微塵も備えぬ“おぞましい姿”だ。現代のオピニオン・リーダーの手になる、待望の本格的アメリカ論。

目次

序章 本性を現わした“ならず者国家”
第1章 歴史を持たない国
第2章 子どもの国の政治
第3章 金メッキの経済
第4章 向こう見ずの社会・文化
終章 自立国家の自主防衛へ向けて

著者等紹介

西部邁[ニシベススム]
1939年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学教養部教授を経て、評論家として活動。政治・経済・社会・文化と幅広い分野にわたって健筆を揮い、短演活動を行う。月刊言論誌『発言者』主幹であり、秀明大学学頭でもある。『経済倫理学序説』(中央公論社)で吉野作造賞、『生まじめな戯れ』(筑摩書房)でサントリー学芸賞。これまでの著作言論活動にたいして第八回正論大賞受賞
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