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社長のための失敗学

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784534033901
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「失敗学」の提唱者・畑村教授が経営者の失敗実例を分析。乗っ取り、倒産、夜逃げ、脱税摘発などの失敗を種類別に分け、その全種類を網羅して、社長の失敗を体系的・構造的に解説する。他人の失敗から貪欲に学ぶことができる一冊。

内容説明

本書は、企業経営者の失敗事例を本人の体験談の形で収録したものに、著者が「失敗学」の立場から事例分析を付し、「経営における失敗」の体系化を試みたものである。

目次

プロローグ 経営者の失敗の原因を分類する
1章 未熟さゆえの蹉跌
2章 企画検討の杜撰さがアダに…
3章 「こんなはずではなかったのに」という事態が出現して…
4章 失敗はすべて社長のせいである
5章 未知との遭遇
少し長い「あとがき」 『社長のための失敗学』について

著者等紹介

畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年生まれ。東京大学大学院機械工学修士課程修了。日立製作所勤務を経て、東大に移り教授に。2001年に退官し、現在は同大学名誉教授および工学院大学教授。畑村創造工学研究所代表。工学博士。専門は、ナノ・マイクロ加工、創造的設計論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Uzundk

1
畑村さんの本は単なる読み物としてもかなり興味深い。 世の中成功の話はあっても、その何倍もあるはずの失敗は表に出てこず、しかしそれが成功のために重要な要素であることが大きい。 元は技術系が主だったが、今回は経営の話。提携先に乗っ取られそうになったり、社員が労働組合活動家まがいだったりと、人間不信に陥りそうな案件も結構見られる。 仕事は如何に貢献できるかという成果が基準だと考えているが、世の中そう考えて行動し、周りからもそう思われるというのは難しいことなのかも知れない2014/07/21

Humbaba

1
窮地に陥ってしまった時ほど、自分が今まで周囲に対してどのように接してきたのかが問われる。良い人間であり、人を信じて失敗し、結果的に窮地に陥ってしまったとすれば、その状況でも助けてくれる人がいるだろう。一方で、自分こそが、と思って一人で進んできてしまえば、そのような人は現れないかもしれない。失敗した時こそ、自分のやり方を省みて変えていくためのチャンスでもある。2014/04/24

風見じじい

0
畑村さんの本は以前にも読んだ事があるが、興味深い事例が多く、経済小説のネタ本みたいでした。外から見ると面白がって読めますが、当人にとっては真剣に悩んでいるのでしょう。解説についてさらっと読んでしまいましたが、もっとねちっこく書いてほしかったように思いました。2015/07/23

JS(ゼイビアックス)

0
まさか銀河高原ビールをこの本で見るとは…2011/07/27

ミノカサゴ134

0
著者の『人は誰でも失敗する。そして、その失敗を学ぶことによって成長し、進歩し、強くなる。』に、共感。会社を経営していると、ありとあらゆるリスクを抱え込むことが、この本を読むと、よくわかる。会社の経営だけでなく、自分や自分を含む家族の生き方にも、『失敗学』を応用することができると思う。真似ばかりしていると、真に創造的なものを産み出すことはできず、結果として閉塞状況に陥ってしまう。失敗の事象、経過、原因、対処、総括、知織化のプロセスを通じて、失敗から学べることは、たくさんあるのだな、ということを理解した。2018/02/01

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