出版社内容情報
微分・積分は数学の基本だが、日頃、株価のグラフや人工衛星の速度の分析、吊り橋の曲線計算などに用いられているのは意外に知られていない。本書では、それらの事例のほか、微積分の基本から複雑系、カオスなど最先端の研究までを、図解でやさしく解説する。
内容説明
微分と積分の意味から計算のやり方、応用まで微・積の意味をスッキリと解説。本を読んでも人に聞いてもわからなかったことがこの一冊で“見えて”くる。
目次
1章 世の中の動きを知るために―グラフと曲線のはなし
2章 瞬間の世界にチャレンジ―接線の傾きのはなし
3章 微分の公式は1つだけ?―微分のはなし
4章 倍々ゲームにも限度がある?―eとサインのはなし
5章 積分にアプローチ―積分のはなし
6章 美人も3日たてばアキる?―限界効用のはなし
7章 クルマは急に曲がれない―曲率のはなし
8章 恋愛からカオスまで―微分不可能点のはなし