内容説明
千数百年の時を越えて、かつての道が、川が、眼の前に!地形図にひそむ忘れられた歴史の足跡(細くて長い遺跡)を探る。
目次
水路遺跡(勘十郎堀―茨城県鉾田町・茨城町;鬼怒川跡―茨城県結城市・八千代町 ほか)
歴史の古道(西の古代官道跡―福岡県小郡市・佐賀県鳥栖市;七曲峠―福岡県那珂川町・佐賀県神埼町 ほか)
峠越えの旧道(無沢峠旧道―北海道七飯町;猿羽根峠越えの国道一三号旧道―山形県舟形町・尾花沢市 ほか)
産業遺跡(尺別炭鉱跡―北海道音別町;長和廃村―北海道穂別町 ほか)
著者等紹介
堀淳一[ホリジュンイチ]
地図に関するエッセイストの第一人者。地図から出発する鉄道廃線跡探訪や分水嶺歩きなどの楽しさを早くから紹介している。『地図のたのしみ』(河出書房新社)で1972年に日本エッセイストクラブ賞を受賞。1926年生まれ。1950年北海道大学理学部物理学科卒業後、30年間北海道大学に勤務の後、1980年に退職。札幌市在住
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