内容説明
脳科学者が研究の現場に立ち会い、伝える、科学の醍醐味。「真実を教えてくれるものは美しい」「尽きることのない熱意」「ただ、探求の喜びのために」科学の姿とは、本来そのようなものだったのではないか。科学研究の素晴らしさ、真髄に迫る。
目次
海底下に眠る地球の歴史を掘り起こす―ゲスト倉本真一(海洋研究開発機構)
身近な植物の意外な戦略―ゲスト多田多恵子(植物生態学者)
日本を横断するニュートリノ―ゲスト小林隆(高エネルギー加速器研究機構)
誰でも使える“パーソナル衛星”を作る―ゲスト中須賀真一(東京大学)
最強の生き物クマムシの素顔―ゲスト鈴木忠(慶應義塾大学)
物理学を認識論にする―ゲスト細谷曉夫(東京工業大学)
子育ての攻防に見る鳥たちの進化の道筋―ゲスト上田恵介(立教大学)
金属に刻まれた古の技術を探る―ゲスト齋藤努(国立歴史民俗博物館)
海の生き物の心を読む―ゲスト中村宏治(水中写真家)
形の容貌を解剖する―ゲスト小島定吉(東京工業大学)
最近によって変わる虫たち―ゲスト深津武馬(産業技術総合研究所)
論理と感性のバイリンガルに―ゲスト山中俊治(工業デザイナー)
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。1962年、東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所などを経て現職。慶應義塾大学研究特別教授。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」をキーワードに脳と心の関係を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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