対話する力―ファシリテーター23の問い

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532490560
  • NDC分類 379.6
  • Cコード C3034

出版社内容情報

困難・危機だらけの現在、問題解決の糸口は対話(ダイアローグ)にある。対話を育むための手法・ファシリテーションを展開してきた賢人2人が、現場が抱える課題や実践の悩みを解決するヒントとノウハウを語る。

内容説明

「対話を育むファシリテーション」の23の課題に、第一線のプロが対話形式で知恵をぶつけ合う。危機だらけの時代だからこそ、「対話する力」を育むファシリテーションが求められている。現場で実践する際にぶつかるさまざまな悩み・疑問・迷いに、2人のプロがズバリ答える。

目次

第1章 すべては対話から始まる―なぜ、今、ファシリテーションなのか?(社会崩壊の危機が迫る―なぜ世の中で対話が必要とされているのか?;対話を促進する場づくり―なぜ今、ファシリテーションやワークショップなのか? ほか)
第2章 参加と協働を高める―どうやってみんなを巻き込めばよいのか?(正面突破か、ゲリラ戦か?―自分の属する組織でファシリテーションを始めるには?;モチベーションのレバレッジを探そう―やる気のない人、やりたくない人、慣れない人への対処は? ほか)
第3章 ファシリテーターの葛藤―どう対話を舵取りすればよいのか?(自分の中で起こっていることに気づく―湧き上がる感情や思考とどう向き合えばよいか?;場から生まれるものに方向性を与える―落とし所のない中立的な立場になれるのか? ほか)
第4章 ファシリテーションのジレンマ―対話の場でなにが起こるのか?(相互作用を通じて創発を生み出す―ワークショップの場でなにが起こっているのか?;頭と腹に落とすことが大切―納得のいく合意を生み出すにはどうすればよいか? ほか)
第5章 個と社会の変革を目指して―どうすれば我々は変わっていけるのか?(やりっぱなしにせず事後にも関わる―ワークショップの成果を現実に活かすには?;リーダーシップとファシリテーション―ワンマンを打ち破り、対話の文化を広めていくには? ほか)

著者等紹介

中野民夫[ナカノタミオ]
現在、ワークショップ企画プロデューサー&会社員。1957年東京生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業。カリフォルニア統合学研究所(CIIS)組織開発・変革学科修士課程修了。大手広告会社に勤務し、社会テーマ関連業務やビジョン構築・組織活性化などのワークショップに関わる。一方、個人として環境・平和などの市民活動、社会教育や学校教育など多様な分野でのワークショップにも、ファシリテーターや講師として関わる。ビーネイチャースクールのファシリテーション講座の監修・講師。明治大学・立教大学大学院・聖心女子大学の兼任講師。立教大学ESD研究センター研究員

堀公俊[ホリキミトシ]
現在、堀公俊事務所代表、組織コンサルタント。1960年神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて商品開発や経営企画に従事しながら、組織改革、企業合併、教育研修、まちづくり、市民活動など多彩な分野でファシリテーション活動を展開。2003年に有志とともに日本ファシリテーション協会を設立し、初代会長に就任。関西大学や法政大学で非常勤講師を務める。現在は、執筆や講演活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山里誠

1
一年前まではどうしてもファシリテーターというと会議を上手く仕切る人ってイメージがあったけど、この一年の経験でかなり「場」だったり「関係性」というものを意識できるようになったと思う。 それを踏まえこの本を読むと今、疑問に思っていることとか悩んでいることのヒントがあってかんなりタイムリー2014/01/08

kuma-kichi

0
巨頭2人の茂木対談集。ファシリテーターあるあるがたくさん。2017/09/01

にきゅ

0
今月から新しい職場で働きだしたので、なにかの参考になれば、と。私の立ち位置や臆病者であることを考えると、小さくなってしまうなー。発言の機会があれども、発言したいことがあれども、遠慮しちゃう。本そのものは面白く読めた。2017/04/13

Shota Kurokawa

0
【対話する力-ファシリテーター23の問い:中野民夫・堀公俊 共著】160717読了 https://goo.gl/DmKq95 ファシリテーターが現場で直面する困難や疑問に対し、中野さんと堀さんの対談形式で(対話形式で)答えて行く、言うなれば「仮面ライダーVSゴレンジャー」みたいな本。一見対立していそうで、共闘していく、的な。 中立なファシリテーションは可能か?参加者の自主性を大事にした結果の結論がショボイ場合には?納得のいく合意とは何か?などなど、実践者にとって「あるある!」と膝を打つ話題について話2016/07/17

ENKIN

0
今日の研修で「仕切りテーター」に遭遇!ワークショップでああいう進行をされるとどんな気持ちになるかが学べたので、もう一度読み返しながらふるまい方をイメトレw2014/10/16

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