出版社内容情報
いまの経済は「地政学」抜きでは語れない。世界有数の政治学者と著名コンサルタントが、激動する世界の新たな見方を示す。
内容説明
“ジオエコノミクス”国が自国の発展のためだけでなく、国家安全保障の強化―そしてその場合によっては政治的な目標達成―も加味して経済政策をつくり、それを推進するための戦略理論のこと。経済という別の手法を用いた「ジオポリティクス(地政学)」であり、近年急速に発展しつつある分野。
目次
1 過去・現在・未来―いま起こっていることの本質(長期・超長期の構造変化;人口変動、そして工業社会の形成 ほか)
2 御立尚資×イアン・ブレマー対談―地政学と経済の接点(「ジオエコノミクス」―グローバル化の逆流が始まった;超大国(スーパーパワー)交代で起きる地殻変動 ほか)
3 Gゼロ・アジア(アジアは地政学的なホットスポット;変化しつつある中国 ほか)
4 日本のビジネスリーダーがなすべきこと(非競争リスクの拡大;新しい経営技術の必要性 ほか)
著者等紹介
ブレマー,イアン[ブレマー,イアン] [Bremmer,Ian]
ユーラシア・グループ社長。スタンフォード大学にて博士号(旧ソ連研究)、フーバー研究所のナショナル・フェローに最年少25歳で就任。コロンビア大学、East West Institute、ローレンス・リバモア国立研究所を経て、現在はニューヨーク大学で教鞭をとるほか、ワールド・ポリシー研究所の上級研究員も務める。1998年、28歳で調査研究・コンサルティング会社ユーラシア・グループを設立。政府首脳(米民主・共和両党の大統領候補者、ロシアのキリエンコ元首相、安倍晋三首相など)にも助言を行ってきた。世界経済フォーラム(WEF)Global Agenda Coucil on Geo‐economicsのメンバー
御立尚資[ミタチタカシ]
ボストンコンサルティンググループ日本代表。京都大学文学部卒、ハーバード大学経営学修士(MBA)取得。日本航空を経てボストンコンサルティンググループ入社。BCGフェロー(on new frontier of risk)。2006年11月から2013年までBCG Worldwide Executive Committee(経営会議)のメンバーを務めた。経済同友会副代表幹事、同観光立国委員会委員長。国連世界食糧計画WFP協会理事。京都大学客員教授。世界経済フォーラム(WEF)Global Agenda Coucil on Geo‐economicsのメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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5 よういち
壱萬弐仟縁
月曜は嫌い
やまと
puapua