内容説明
本当はどうなの?日本の損得。日経記者が「Q&A形式」でポイントを整理。32の設問で大枠を理解。
目次
第1章 TPPのイロハを知る(そもそもTPPとは何ですか?;TPPが急に脚光を浴びたのはなぜですか? ほか)
第2章 TPPはどんな効果がある?(TPPはどの程度の経済効果がありますか?;TPPの恩恵があるのは大企業だけですか? ほか)
第3章 TPPへの誤解を解く(日本農業は崩壊するのでしょうか?;食の安全は脅かされるって本当ですか? ほか)
第4章 外国勢の思惑を読み解く(交渉は今後どう進みますか?;米国はTPPを通じて何を目指しているのでしょうか? ほか)
第5章 日本参加の今後の注意点(TPPで産業空洞化を防げますか?;企業の海外ビジネスは拡大しますか? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たろいも
4
他のレビューにもあるように入門と書いてある誘導尋問、さすが日経。この本を基礎としてはいけない、良いことしか書いてない。肩入れがすごい。もう一度大事だから言う、さすが日本経済新聞2017/09/04
Hiroki Nishizumi
4
さすが日経、入門と謳いながらTPP礼賛一色。これじゃ客観的判断は無理。他の本探そ…2013/04/10
壱萬弐仟縁
2
賛否両論のTPP。出版先からすると賛成派の立場だろう。賛否の根拠を市民が主体的に検討していくことが重要ではないか。41ページにあるように、米価が下がるとその分、内税方式の消費税を上げてもいいんでは? という論調になることに強い反発を覚えるのは評者だけだろうか。つまり、TPPと消費税は物価の議論がないと消費者からの支持は得られないだろう。スタグフレーション下では低所得者に相当な犠牲を強いてしまうが、所得再分配制度がまともでない現状では納得できない。結局、最初はP4として発足し、後から米国が介入してきたのだ。2012/11/08
Satoshi Murai
1
読んだ2017/04/23
くりりんワイン漬け
1
入門書をだらだらと記載するのだけはやめていただきたい。表などでまとめ上げるような努力が欲しい。計149ページを計16名で執筆したとは思えないぐらいの手抜きでした。新聞購読で無料で渡す本レベルです。2014/02/04