改革逆走

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532354190
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

政策決定に何が起きたのか。経済改革の司令官が明かす歴史的な政策後退の真実。

目次

逆走の始まり
第1章 経済財政諮問会議の存在感(経済財政諮問会議の役割と立ち位置;骨太方針二〇〇六の継承と脱却 ほか)
第2章 逆走する財政規律―バラマキ復活(財政緩みへの小さな芽;上げ潮派と増税派 ほか)
第3章 経済成長のために何が必要か(成長できる経済に―安倍ビジョンと福田ビジョン;成長力底上げ戦略 ほか)
第4章 再び「一流」に―現政権の課題(日本経済が目指すべき姿―開放的なプラットホーム;次世代に責任を持ち得る経済を ほか)

著者等紹介

大田弘子[オオタヒロコ]
政策研究大学院大学副学長。1976年一橋大学社会学部卒業。生命保険文化センター研究員、埼玉大学助教授等を経て、97年より政策研究大学院大学助教授、2001年同教授。2002年から内閣府に出向し、参事官、大臣官房審議官、政策統括官(経済財政分析担当)。2005年に大学復帰の後、2006年より安倍・福田両内閣で経済財政政策担当大臣を務める。2008年8月大学に復帰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ken7ito

0
「元濁りの田沼恋しき」ではないが、新政権が犯しやすい前政権の完全否定の「愚」を感じた。否定すればよいというものではない。2010/10/24

issy

0
小泉内閣では内閣府、安倍・福田内閣では経済財政政策担当大臣で財政改革の現場にいた著者による実録的回想と今後に向けた提言の書。「改革」が次第にスピードを落とし、遂には「逆走」に至る経緯が生々しく書かれていて面白い。著者が主張する経済財政諮問会議というオープンな場での政策立案・提案システムの意義は理解するが、それが有効に機能するために首相の強力なリーダーシップが不可欠、という点が強みでもあり弱みでもあったと言えそう。(後半未読)2010/08/01

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