「歳出の無駄」の研究

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532353148
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C0033

出版社内容情報

税制改革というと「まず無駄をなくせ」の大合唱が巻き起こる。だが、本当になくせる無駄はどれだけあるのか。無駄の判断基準を整理して削減すべき無駄の額を推計。増税なくして財政再建が不可能なことを立証する。

内容説明

「まず無駄をなくせ」は正しいか?正論であっても、さしたる効果がなく、まして実現不可能であれば、それは現実逃避の「祝詞」にすぎない。無駄の削減のみを最優先することの愚かさを説き、増税なき財政再建は不可能なことを立証する。

目次

第1章 政府の無駄とは何か
第2章 特別会計の無駄―総額三〇〇兆円のからくり
第3章 人件費と政府消費の無駄
第4章 公共事業の無駄
第5章 補助金の無駄
第6章 無駄の削減と財政再建
第7章 無駄を削減する方法

著者等紹介

井堀利宏[イホリトシヒロ]
東京大学大学院経済学研究科教授。1952年生まれ。1974年東京大学経済学部卒業。ジョンズ・ホプキンス大学大学院でPh.D.取得。東京都立大学、大阪大学を経て、1996年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホンドテン

0
図書館で。2009/04/16

poUoq

0
まずデフレを止め、成長率を上げる、そのことによってもたらされる税収上昇について触れていないことが本書の欠点だ。しかし、歳出構造をより効率化、公平化していくための具体的提案は年齢別選挙区など興味深い。 2011/05/03

税理士K

0
「絶対的」「相対的」「結果としての」無駄の考え方は、民間企業にも活かせる!2009/03/12

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