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中央銀行の「静かなる革命」―金融政策が直面する3つの課題

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532353117
  • NDC分類 338.4
  • Cコード C0033

出版社内容情報

透明性、金融政策の決定メカニズム、金融市場との関係--。中央銀行が直面する課題はこの十年で大きく変わった! 金融政策論の世界的権威が、21世紀の中央銀行総裁に必要な政策哲学を問う、金融関係者必読の書。

内容説明

透明性の拡充、集団による政策決定、市場をリードする関係の構築―。実務と理論を熟知した第一人者が、中央銀行の改革を的確に解説。

目次

第1章 中央銀行を鏡に映す―中央銀行の透明性(中央銀行の透明性とは何か?;透明性を高めることは政治的見地から望ましい;透明性の拡充は経済的にも望ましい ほか)
第2章 一人による決定から多数による決定へ―委員会による中央銀行運営(一人から多数へ;個人対委員会―理論的考察;個人対委員会―実践的考察 ほか)
第3章 リードするのは中央銀行か市場か(誰がリーダーか;金利の期間構造;カバーなしの金利平価に基づく為替レート ほか)
結び 中央銀行の徹底した現代化

著者等紹介

ブラインダー,アラン・S.[ブラインダー,アランS.][Blinder,Alan S.]
1945年生まれ。MIT経済学博士。1971年よりプリンストン大学で教鞭を執る。財政・金融政策の分野で数多くの業績を残す。1993年1月~94年6月にクリントン政権の大統領経済諮問委員会委員。1994年6月~96年1月にFRB副議長、2000年の米国大統領選挙ではゴア候補のチーフ・エコノミック・アドバイザーを務める。現・プリンストン大学教授、同大学経済政策研究センター長

鈴木英明[スズキヒデアキ]
1955年生まれ。1979年大蔵省(現財務省)入省。IMF勤務、ニューヨーク総領事館勤務を経て、2006年から07年までプリンストン大学国際地域問題研究所客員。現・九州財務局局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

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10 青35 必読書 2002年04.イエール大講演・中央銀行制度・のまとめ。中央銀行総裁が密室で一人で政策をまとめ、市場を煙に巻くような発言しかしない古い中央銀行モデルから、市場との緊張関係の中で透明性を重視する政策委員会によって、集団で政策決定が行われる現代的な中央銀行モデルへの発展を描き、それを肯定的にとらえている。透明性、金融政策の決定メカニズム、金融市場との関係…。中央銀行が直面する課題はこの10年で大きく変わった。金融政策論の世界的権威が、21世紀の中央銀行総裁に必要な政策哲学を問う、金融関係2009/01/22

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