人生越境ゲーム―私の履歴書

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532353025
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

安保全学連=ブント、スタンフォード、霞ヶ関、中国、仮想空間、国際経済学界で七つの知的ベンチャーを試み、社会というゲームのルールに挑戦し続けてきた最先端の経済学者が明かす知の冒険録。

目次

七つの知的ベンチャー
学生運動
三人の先輩
「姫岡玲治」
ヌーベルバーグ
DNAはどこから
幼年時代
中学生時代
高校生時代
巣鴨拘置所と安保闘争
ブント崩壊
戦線逃亡
近代経済学へ
留学作戦
ミネソタ大学へ
ジョブ・マーケット
セラ・ハウス
対抗文化
アメリカを去る日
経済学に迷い
閉ざされた中国を訪う
東と西で企業を考える
再び古巣へ
スタンフォードを日本に
比較制度分析に向けて
霞が関へ
独法の光と陰
中国とかかわる
環境問題でトヨタと
社会のゲームと仮想研究所
越境ゲームに挑戦して

著者等紹介

青木昌彦[アオキマサヒコ]
1938年名古屋市生まれ。62年東京大学経済学部卒業。67年ミネソタ大学大学院経済学博士号(Ph.D.)を取得。スタンフォード大学とハーバード大学で助教授を務めた後、京都大学において助教授、教授(現在同大学名誉教授)。84~2004年スタンフォード大学教授を経て、同大学名誉教授。同大学経済政策研究所(SIEPR)、フリーマン・スポグリ国際研究所(FSI)上級研究員(Senior Fellow)。一橋大学大学院国際企業戦略研究科大和証券グループ寄附講座特任教授。東京財団特別上席研究員。2008年国際経済学連合会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

15
社会科学の対象は、あるルールのもとで、他人の意図や行動を推察しつつ自分の行動を選択する人間たちの相互作用であるという意味で、それはゲームに喩えられうる。2018/11/24

カモメ

1
学者とりわけ経済学者が、人生の中で、どのような経験・思考を踏まえて、自分の持論を展開するのか、が気になって読んだ。比較制度分析の先駆者の青木先生は、学生運動の時代に大学院に進み、近代経済学を勉強(当時はマル経全盛だったので、ほぼ独習)。アロー・ハローウィッツの論文に感化し、彼らのもとへと留学して、研究者としての道を開いた。読んでいて、青木先生のベンチャー精神、様々な著名な研究者との活発な交流、また若い頃から自分の主張を述べて、合わなくてもいいと割り切っている姿勢が参考になった。2017/02/04

koji

1
「コーポレーションの進化多様性」を読んで、「人生越境ゲーム」を手に取らなければと思い読みました。著者の人生を7つの知的ベンチャー(ブントの立ち上げ、日本経済専門学術雑誌の創刊、スタンフォード日本センターの創設、比較制度分析の博士号論文のフィールド立ち上げ、経済産業研究所発足、中国におけるトヨタと共同の環境ガバナンス研究センター発足、比較制度研究所(仮想研究所VCASI)立ち上げ)」に仮託して回想したものですが、既存のゲームの仕方を超える試みという点で表題を「人生越境ゲーム」とした点も秀逸でした。2011/07/03

yeahne

0
タイトルが秀逸。著者の知的好奇心と知的体力が半端ない。読書欲がわく!2012/01/02

norio sasada

0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/309687ae4330259a1a62bc073efe2418 https://note.com/norio0923/n/nf1e24370a0912008/08/06

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