日本国の原則―自由と民主主義を問い直す

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532352585
  • NDC分類 332.106
  • Cコード C0030

出版社内容情報

わが国が豊かで安全で高い文化を持つ国になれたのは、「自由と民主主義」を基礎とする社会システムを中世から徐々につくり上げてきたからだ。そこから逸脱した時は、必ず経済停滞や社会崩壊の危機を招いてしまった。

内容説明

原則を踏みはずしたとき日本は戦争と停滞を招いた!明治の先達は欧米を見て豊かさを生む原則を瞬時に見抜いた!常識的保守派の日本論。

目次

序章 自由と民主主義の生成
第1章 自由が生んだ明治の成功
第2章 失敗した戦前・戦中の統制経済
第3章 自由がもたらした高度成長
第4章 自由思想と体制選択
第5章 自由、民主主義、平和の一体性
第6章 アジア主義よりグローバリズムを
第7章 人口減少は怖くない
第8章 教育における「型」と自由
終章 自由の原則

著者等紹介

原田泰[ハラダユタカ]
1950年生まれ。1974年東京大学卒。経済企画庁国民生活調査課長、同海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長などを経て、現在、大和総研チーフエコノミスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

1
9.-21 ★5  日本の近代史とギリシャ・世界史との対比 国の利益と万民の力! 頭の整理に・・・ 後半× 政治、経済、教育等の各分野で自由を保証する体制を維持することが最重要であることを説く常識的保守派の日本論。日本国の原則の歴史的生成をたどり、自由と民主主義の重要性を改めて問い直す。2007/09/05

ねぎとろ

0
経済成長は大事ですね、だからそれを支える自由の原則が大事だ、というのはその通り。でも議論を支える歴史的な事例やその解釈について、かなり甘々というか、ナイーブというか。明治時代に対する余りにも楽観的な認識にはいささか呆れた。2011/10/14

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