ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する

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ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532351830
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C3033

内容説明

量的緩和解除はどうなる?デフレは克服できたのか?--。日銀審議委員として戦後最大の経済危機に立ち向かった著者が、「時間軸政策」など経済の下支えを狙ったデフレ対策の効果を検証。日銀の出口政策を読み解く必読書。

目次

第1章 マクロ経済・金融情勢―概観
第2章 ゼロ金利周辺における金融政策―鳥瞰図
第3章 一九九八年から二〇〇五年までの日銀(およびFED)の金融政策
第4章 時間軸政策の導入
第5章 学界における金融政策論議と時間軸政策
第6章 時間軸政策の効果の実証分析
第7章 短期金融市場における金融政策の効果
第8章 「失われた一〇年」のマクロ経済学
第9章 構造問題と金融政策

著者等紹介

植田和男[ウエダカズオ]
1951年生まれ。1974年東京大学理学部卒業。1976年マサチューセッツ工科大学経済学部大学院入学。1980年同大学院博士課程修了(Ph.D.)。ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授、東京大学経済学部教授などを経て、1998年4月より2005年4月まで日本銀行政策委員会審議委員。東京大学大学院経済学研究科教授、経済学部長。著書として、『国際マクロ経済学と日本経済:開放経済体系の理論と実証』東洋経済新報社、1983年(日経・経済図書文化賞、サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

3
2005年に出版された本で、98年から05年までの日銀審議委員だった人が書いた本。あとがきで次の職が急に決まったから、急いで書いた、みたいなことが書いてあって、必ずしも良くまとまってはいない。バブル崩壊後の余韻が冷めない中、アジア通貨危機によってさらに追い打ちをかけられた日本経済は、底なしのデフレに陥っていく。この日銀側の言い分を見るととても彼らは思い切ったことをやったように思うし、実際ゼロ金利政策は海外の経済学の教科書にも載っているのを僕は見たことある。しかしそれでもデフレ脱却には十分ではなかった。2012/12/05

Kooya

2
1990年代後半〜2000年代半ばの日銀の金融政策について分析・解説した本。本書の優れた点は当時画期的だった「時間軸政策(フォワード・ガイダンス)」についてその特徴・問題点を平易に論じていることである。特に問題点に関しては、行動経済学の研究が進展した現代に身を置く私達からみれば、直感的にも理解しやすいのではないかと感じた。また、著者は金融システムの不安定性を解決することが先決だというスタンスをとっており、今後の金融政策運営を考える上での参考になると思った。(コメント欄へ続く)2023/04/09

mocyuto

1
現日銀総裁による2005年に出版された日銀のデフレに対する施策の解説。 読む前までは単に金利を上げる上げないという施策だけと思っていたが、しばらく金利は上げませんという口頭発表による時間軸施策、非伝統的な資産購入による資金の投入など色々やっていたのを初めて知った。 難しかったが、面白かった2023/06/24

okadaisuk8

1
次期日銀総裁の審議委員時代の経験を元に退任から割とすぐに出した著作。20年近く前の金融政策に関する考察であり、金融政策には継続性も求められるので、これ読んで次の一歩が読めるということはないだろう…が、量的緩和の効果への疑問、中銀の財務も一定重要性があるとの指摘などは根底では変わっていないんじゃないかと想像する。2023/03/31

takao

1
ふむ2022/10/15

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