出版社内容情報
エンロン、ワールドコム、タイコ……。優良企業の相次ぐ破綻と会計スキャンダルに、米経済の屋台骨が揺らいでいる。ニューエコノミーの旗手はどこで躓いたのか。失った信頼は取り戻せるのか。米国取材班が緊急解説。
内容説明
蔓延する「貪欲な経営」!破格の報酬、モラル喪失、会計操作…。エンロンもワールドコムも、そしてアンダーセンまでも。経営の暴走はなぜ防げなかったのか?米企業社会を揺るがす「巨大破綻」劇の深層をえぐる。
目次
第1部 幻だった成長神話(露呈したシステム欠陥―エンロン破綻;自壊した通信バブル―ワールドコム破綻;「創造的会計」の結末―アンダーセン廃業;「ミニウェルチ」たちの実像)
第2部 問われる自浄能力(信頼は取り戻せるか―企業改革法の成立;崩れた「アナリスト信仰」;ストックオプションにも十字砲火;ニューエコノミーは死んだか)