目次
第１章 勉強嫌いの落ちこぼれ
第２章 歌手になろうとした青年時代
第３章 何をやってもうまくいかない
第４章 日本に「豊かな生活」を実現したい
第５章 師匠の教えを指針に
第６章 試練は終わらない
第７章 ロマンとビジョン、愛嬌と度胸
著者等紹介
似鳥昭雄［ニトリアキオ］
ニトリホールディングス社長。１９４４年、樺太生まれ。６４年、札幌短期大学卒業、北海学園大学編入。６６年、北海学園大学経済学部卒。６７年、似鳥家具店を札幌で創業。７２年、米国視察ツアーに参加。同年、似鳥家具卸センター株式会社を設立。７８年、社名を株式会社ニトリ家具に変更。８６年、社名を株式会社ニトリに変更。２０１０年、持ち株会社へ移行。年間売上高３０００億円を突破。２０１３年、３００店を達成。１５年２月期で、２８期連続の増収増益を達成（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いたろう
49
日経新聞連載時に面白すぎると話題になったニトリの似鳥社長（現会長）の私の履歴書。連載当時、毎日楽しみに読んだが、大幅加筆修正で書籍化ということで、改めて手に取った。子供の頃の悲惨な状況を笑いに変え、いかに勉強ができなかったか、大学入試でカンニングを企てたり、仕事をするようになってからの好き勝手ぶりと、ここまでぶっちゃけてしまっていいのかという程の破天荒さ。そして、米国視察で目覚めてからの比類ないチャレンジ、数々のトラブルを乗り越えての28期連続増収増益。ロマンとビジョンという言葉にプロ経営者の真髄を見た。2016/03/10
T2y@
46
壮絶な幼少期、ニトリ創業前後の危ない橋の数々、社内不正… まさに、しくじり先生のごとく。読んでて、何度吹き出しそうになったか。 修羅場を笑い話にしてしまう器が、魅力なんだなあ。 一方で、熱く語られるビジネス哲学からの気づきも多い。 まさに、お値段以上、それ以上。 2015/11/12
seacalf
29
べらぼうに面白くて、318ページを数時間で一気読み。型破りだわ～。前半は爆笑させられながらも、後半はきちんと経営者モードのお話。巻末の付録のひとつやふたつに激しく共感できるおまけつき。本当に、べらぼうに面白い。普段は日本経済新聞出版社なんて畏れ多くて絶対読まないだろうけれど、これは万人にお勧めしてもいいくらい。ニトリは安いだけかと思いきや、日本を豊かにするとい理念を持った会社であるのが素晴らしい。読書メーターの感想を手繰ると、こんな思わぬ掘り出し物があるのよね。本当に感謝！2016/06/09
メタボン
22
☆☆☆☆ まさしく波乱万丈を地で行く似鳥社長。ここまでハチャメチャなことは到底出来るものではないが、「運」を切りり開いていく行動力は見習いたい。今のニトリになるまでには、社長の確固とした信念、そしてそれを支える役員、従業員の努力があったのだなと、改めて実感した。渥美俊一氏もすごい経営者だと思った。2017/05/17
yukiko-i
22
ニトリという会社が、どのように成長していったのか、創業当時からの紆余曲折が、読みやすくまとめられ、一気に読了。商売、経営の難しさを実感しました。2016/10/03
