出版社内容情報
このままでは日本は再び世界の「周回遅れ」になってしまう。特許庁の審査のあり方から知財裁判所、企業の営業機密保護、著作権、コンテンツビジネスまで、知財改革の旗振り役が現状の問題と改革案を緊急提言。
内容説明
こうして「周回遅れ」になった!日本の競争力が失われる!いま、知的財産保護の現場で何が起きているのか、どうすべきなのか?元特許庁長官と科学ジャーナリストが徹底討議。
目次
第1章 気がつけば、日本の知財は世界に抜かれた
第2章 知財重視を逆行させる知財裁判
第3章 営業秘密たれ流しの日本は、世界から2周遅れ
第4章 中小・ベンチャー企業は知財戦略で強くなる
第5章 特許庁はサービス機関になるべきだ
第6章 企業の知財戦略は20世紀のまま
第7章 無防備すぎる中国での知財戦略
第8章 農業の攻めの知財戦略に期待
第9章 医療知財を成長戦略の柱にする
第10章 売り出せ世界へ、クールジャパン
第11章 世界をリードする知財立国を目指せ
著者等紹介
荒井寿光[アライヒサミツ]
知財評論家。1966年東大法学部卒。同年通商産業省入省。96年特許庁長官、01年知的財産国家戦略フォーラム代表、03年内閣官房・知的財産戦略推進事務局長(~06年)を歴任
馬場錬成[ババレンセイ]
科学ジャーナリスト。元東京理科大学知財専門職大学院教授。独立行政法人科学技術振興機構(JST)・中国総合研究交流センター上席フェロー。1940年東京都生まれ。東京理科大学理学部卒業後、読売新聞社入社。94年から論説委員。00年11月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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