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情報漏洩9割はあなたのうっかりミス―今日からはじめる防衛術

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532319076
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0034

内容説明

情報は見られていても気がつかない、盗まれたら取り戻せない。99人がセキュリティに気をつけていても、1人が「うっかり」したら一巻の終わり。会社の機密情報から個人情報まで、“ダダ漏れ”させないためのセキュリティ護身術。

目次

情報はなぜ漏れるのか
1 情報漏洩の9割は自滅(情報を自分で持ち出す;FAXはなぜ危険なのか;電子メールの罠;効率重視が情報を漏らす)
2 情報はこうして盗まれる 外部からの攻撃(情報をだまし取るテクニック;パスワードを守るには;ソーシャルエンジニアリング 人間を調べてだます)
3 どうせ漏れるなら…情報漏洩と付き合う(ソーシャル・ネットワーク時代の情報マネジメント;情報漏洩対策の実践 何をどこまで守るのか)

著者等紹介

中田亨[ナカタトオル]
産業技術総合研究所セキュアシステム研究部門セキュアサービス研究グループ主任研究員。1972年生まれ。2001年、東京大学大学院工学系研究科修了、独立行政法人産業技術総合研究所に入所。博士(工学)。同研究所デジタルヒューマン研究センター研究員等を経て現職。専門は情報工学、安全工学、認知科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうせいパパ

36
決して他人事ではない情報漏洩。その最大の原因は意外にも人間の過失。「他人は愚かでも自分はそうではない」という考えは誰もが持っているだろうし、軽んじられそうなテーマではあるが、起きてからでは遅い。組織を上げて取り組むべき問題だと考える。また意図的な情報持ち出しへの対処は、動機を持たせないこと、とのこと。それには社員満足度を上げるのが一番かと思う。多くの課題を認識できた。2015/08/14

Mari

13
図書館 2013年のちょっと古い本ですが、教育資料の作成の参考のために、再読。2022/09/15

わたなべたけし

9
大がかりなものでは、ニュースにさえなる情報漏洩について、時代背景から、媒体別、自滅と外部からの攻撃等のあらゆる視点から、その発生要因と対策を述べる内容。 漏洩防止に必要なものを、本書では仕組み作りと個々の意識とされている。わかりきっていることであり、その意味では読んで参考になる箇所はない。しかし、情報漏洩が何故起こり、起こると何が起こるのか?痛いほど認識でき、上記で言う意識は間違いなく高まる。 読んでおいて損はない1冊。SNSへの投稿についても色々考えさせられた。2014/01/08

Humbaba

7
いくら厳重なシステムを構築したとしても、それを運用するのが人である以上どこかでミスは生じる。また、相手が集団で本気になって攻めてきたとすれば守り切るのはほぼ不可能であるとすら言える。しかし、ミスについては意識づけで低減できるし、攻撃はそもそもされないようにするのが最良の防御法となる。2016/07/25

G-dark

4
わたしはこの本を読んで以来、いわゆる風呂敷残業をやめました。情報漏洩の加害者兼被害者にはなりたくないので。この本は、タイトル通り、そのつもりは無くてもうっかり情報を漏洩してしまったり、外部からの攻撃で情報を盗まれることへの対策案などが書かれているのですが、わたしは特に「第9章ソーシャル・ネットワーキング時代の情報マネジメント」が興味深かったです。この章では、「炎上」対策や、公式アカウントを持つことの重要性、SNSの私用アカウントの恐ろしさなどが書かれています。今の時代ならではですね。2013/12/15

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