内容説明
日本人は本当に「決められない」のか?決断する力は覚悟や意思の強さの問題ではない。個人も組織も、「決める」ための仕組みづくりが必要だ。世界をみてきた異分野の三人が語り尽くす、日本人が決断力を身につけるための実践的方法論。
目次
第1章 日本の決断の仕組みを考える(日本人の決定:信頼感がありすぎる?;日本の組織:その決定の特徴;日本の組織における決断)
第2章 どうしたらよいのだろう―決断の技術を考える(組織の決め方のツール;決断の質を高めるには;確率的な発想が大切;時間のコスト意識を高めよう;総合的な決定力)
第3章 決断の練習(そもそもどう決めてよいかわからない;練習のしかた;人生の決断)
著者等紹介
柳川範之[ヤナガワノリユキ]
経済学者。父の仕事の関係で小学校をシンガポールで卒業。高校時代をブラジルで過ごしたのち、大学入学資格検定試験合格。大学も慶応義塾大学経済学部を通信教育により卒業。その後、東京大学大学院に進み1993年博士号を取得。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。『法と企業行動の経済分析』(日本経済新聞出版社、日経・経済図書文化賞受賞)等
水野弘道[ミズノヒロミチ]
投資家。英国の投資会社コラーキャピタル(累積運用資産約9000億円)のパートナーとして世界中のベンチャー企業、未上場企業への投資を行う。世界規模のプライベートエクイティ投資会社で初の日本人パートナーと呼ばれる。前職は住友信託銀行で金沢支店勤務などを経てMBA留学、その後シリコンバレー、ニューヨーク支店勤務。現在、欧米、アジアの数多くの投資会社のアドバイザーを務めるほか、京都大学iPS細胞研究所特任教授、大阪大学医学系大学院招聘准教授
為末大[タメスエダイ]
プロ陸上選手。400mハードルの日本記録保持者(2001年エドモントン世界選手権47秒89)。2001年の世界陸上と2005年の世界陸上で銅メダルを獲得。2001年のメダル獲得は短距離系としては日本人初。2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京、と三回連続でオリンピックに出場。現在は米国サンディエゴに拠点を置いている。2010年、アスリートの社会的自立を支援する「一般社団法人アスリートソサイエティ」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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