内容説明
会社を変えるには、何より「お金が大事」―受け継がれる創業者のＤＮＡをパナソニック元副社長が語る。
目次
第１章 ドキュメント・決算発表
第２章 聖域に踏み込む改革
第３章 知られざる「もう一つの改革」
第４章 キャッシュ・イズ・キング！
第５章 経理のしくみ改革が会社を変えた
第６章 ＣＦＯの役割
第７章 創業者・幸之助から学んだこと
著者等紹介
川上徹也［カワカミテツヤ］
パナソニック株式会社経理大学学長。１９６５年４月松下電器産業株式会社（現パナソニック株式会社）入社。２０００年６月同社取締役、常務、専務、副社長を経て、２００７年６月同社松下経理大学（現経理大学）学長に就任。現在、大阪国税局間税協力会連合会会長。日本ＣＦＯ協会理事。関西学院大学大学院経営戦略研究科客員教授。財団法人松下政経塾監事。日本証券業協会自主規制会議副議長。経済産業省高度金融人材産学協議会会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Humbaba
8
トップは決断するまでは多くの人の話を聴くことが大切であるが、一度決断したらその後簡単に決定した方針を変えることは許されない。上の人間が揺らいでしまえば、その下にいる人間には大きな迷惑が振りかかる。また、そうやって信用を失ってしまえば、それを取りもどすことは容易ではない。2015/09/09
nizimasu
2
元松下電器のCFOだった人が００年代初頭の松下電器のV字回復の様子を具体例を交えて解説している。そこで、でてくる会計の知識も最低限ながら、現在の日本の経営につながる利益をキャッシュフロー運転資金の圧縮話は興味深い。結局、生き残る会社はその部分をいかに改善するかにつきるのだが、徹底した経営判断とリーダーシップが素晴らしい2012/06/01
Kazuo Ebihara
1
著者川上徹也は、パナソニックの元副社長。２０００年より６年間、ＣＦＯ(最高財務責任者)を務めた。 中村改革を「女房役」として支え、２００１年の未曾有の赤字決算からＶ字回復を果たした。川上氏の当時の苦悩、強いリーダーシップ、実直な人柄が良く判る。 松下幸之助翁の「お金を通じて経営を見る」考え方は、現代の「キャッシュフロー経営」に通じる。 本書では、巷間知られていない当時のＢＳ(バランスシート)改革についても詳しい。 改革で重要なのは、仕組みを変えること。すると、意識が変わり、行動が変わり、結果も2012/06/05
Natsuki Takemoto
0
滑り込みセーフ！2012/06/22
AZALEA
0
★★★★★2012/06/13
