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株式会社はどこへ行くのか

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532313258
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

新会社法はまだ危険がいっぱい! 法の抜け道をなくし、暴走する企業への規律は一段と強化される。法人株主支配の時代は終わり、会社と市場は大変貌を迫られる。人間中心の企業社会へ転換する日本型モデルを提示!

内容説明

「便利で危険は株式会社」の本質をその起源から歴史的に説き明かし、証券市場をフル活用する新時代の企業のあるべき姿を示す。村上ファンド、ライブドア、スティール・パートナーズなど、相次ぐ大事件・裁判の真相を究明し、その是非を問う。不公正社会が生んだ格差問題の根源を解明。公開株式会社法と資本市場法の導入による「人間中心の日本型企業社会」へのパラダイム転換を提唱。これからの市民社会を担う社会人・学生必読のテキスト。

目次

序章 暴走する株式会社を食い止めよ
第1章 誰のために会社はあるのか
第2章 便利で危険な株式会社とは何か
第3章 公正な証券市場に求められる規律
第4章 人間中心の企業社会の構築へ
終章 会社法改革は終わらない

著者等紹介

上村達男[ウエムラタツオ]
早稲田大学法学部長、早稲田大学21世紀COE(企業法制と法創造)総合研究所所長。1948年生まれ。71年、早稲田大学法学部卒業。77年、同大学大学院法学研究科博士課程修了。市立北九州大学法学部専任講師・助教授、専修大学助教授・教授、立教大学教授をへて、87年、早稲田大学法学部教授。専門は、会社法・資本市場法。経済財政諮問会議専門調査会委員(金融・資本市場改革ワーキンググループ主査)、司法試験考査委員(商法)、法制審議会会社法部会委員、東京証券取引所自主規制委員会委員、投資者保護基金理事、日本取締役協会理事などを歴任

金児昭[カネコアキラ]
経済評論家・経営評論家、信越化学工業顧問、日本CFO(最高経理・財務責任者)協会最高顧問。1936年生まれ。61年、東京大学農学部農業経済学科卒業、信越化学工業入社。以来38年間、経理・財務部門の実務一筋。92~99年、常務取締役(経理・財務、法務、資材担当)。94~97年公認会計士試験(筆記・口述)試験委員。98~2000年、金融監督庁(現金融庁)顧問(専門分野「企業会計」)を歴任。96年~、社交ダンス教師有資格者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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メルセ・ひすい

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9-42 赤36 ★5  会社は共に(COM) パン(PAN)を食べる。Companyからが語源。新会社法によって、弱者を食い物にする危険な世界の幕が開いた。再びバブル、恐慌を招きかねない「欠陥だらけの証券市場」をどう整備するのか。株式会社の本質をその起源から歴史的に説き明かし、企業のあるべき姿を示す。専門家二人による対談方式のため、議論の難解なところも、読みやすくなっている。IOD取締役協会がディプロマを出すガ・・日本はまだ10年たっていない。2008/01/15

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