イノベーションの作法―リーダーに学ぶ革新の人間学

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532313074
  • NDC分類 507.6
  • Cコード C3034

出版社内容情報

清濁あわせのむ政治力、善いことをする気力、人々を共感させる場づくりの力、本質を見抜く直観力。革新を起こし事業を成功へと導くリーダーに共通してみられる能力や条件とは何か。徹底取材で解き明かす。

内容説明

リーダーの生き方から見た「成功の本質」とは?

目次

第1章 新・イノベーターの条件―イノベーターたちはどんな能力を発揮していたか
第2章 理想主義的プラグマティズムで実現力を磨く―清濁あわせのむ政治力やマキアヴェリズムも駆使する
第3章 場づくりの力を蓄える―人々を共感させる文脈をつくり、共有する
第4章 知のリンクをはる―ミクロとマクロを往還しながら知と知を縦横に結びつける
第5章 「感情の知」を忘れない―喜怒哀楽をイノベーションの原動力とする
第6章 「勝負師のカン」を研ぎ澄ませ―論理を超えた「主観の力」を取り戻す
第7章 自らの「生き方」を確立せよ―自分は何のために生き、仕事をするのか
終章 知識を知恵化する

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
一橋大学名誉教授、カリフォルニア大学ゼロックス知識学ファカルティ・フェロー。1935年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、富士電機製造勤務を経て、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にてPh.D取得。南山大学、防衛大学校、一橋大学、北陸先端科学技術大学院大学、一橋大学大学院国際企業戦略研究科各教授を経て現職

勝見明[カツミアキラ]
ジャーナリスト。1952年生まれ。東京大学教養学部教養学科中退。経済・経営分野を中心に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ザビ

9
アメリカ、台湾、ベトナム…そのほとんどが三坪前後の広さで、屋台独自の雰囲気が客の心を掴んでいることに気づいた(帯広・北の屋台)。魚に学べ。魚に教えてもらえ。相手は生き物であり人間の決めつけや思い込みは通用しない。大切なのは思考における謙虚さです(クロマグロの完全養殖)。そうか!麦芽が渋みの原因なら麦芽そのものを使わなければいいのではないか?それはビールづくりの常識を根底から覆すものだった(サッポロ・ドラフトワン)。一所懸命に挑戦してきた人の話は素直に楽しい。そんな当事者に対する解説は蛇足かも(笑)2020/03/22

月子

2
トヨタ、サッポロ等企業の実話をあげつつ、製品・プロジェクトを成功させた人の逸話を紹介。 マーケティングのためのマーケティングでは、なし得ない到達点を感じさせる。 良いビジネス書を読むと、現実世界でも、哲学を実践出来るという希望を感じる。 2011/10/14

six-9

1
革新的なプロジェクトを成功させるためのリーダー人材の条件について,実例とその解析から得られた指針をまとめた一冊. マツダ・二代目ロードスターやサントリー・伊右衛門などのヒット商品の開発を成功に導いたイノベーター(知識創造型)のリーダーの実話と,それを経営学的見地から解析した一冊.本書で取り上げているリーダーとは,経営役員まではいかない,30-40代の開発責任者レベルであり,駆け出しのペーペーである私にはピンとこない話が多かった.(コメント欄に続く)2012/05/13

hideoku

1
事例が豊富でわかりやすい。イノベーションについて色々と気づきが得られました。2010/11/08

メルセ・ひすい

1
9-27 マツダのロードスター サントリーのイエモン 他 ・・なんか・・ロータリーエンジンのことが何でないのブツブツ???  リーダーの生き方から見た「成功の本質」とは? マツダ・ロードスター、サントリー・伊右衛門、新横浜ラーメン博物館などを例に挙げ、イノベーターに対する関心の世界的な高まりを示すエピソードを紹介する。2007/10/05

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