内容説明
ノーベル賞社員・田中耕一氏を生んだ「老舗企業」を改革した男。YS‐11の猛烈セールスマンが42歳で島津製作所に中途入社。老舗企業の社長に登り詰め、奇跡のV字回復を達成―。これぞ大逆転人生。
目次
第1部 島津製作所の履歴書(明治のベンチャー企業)
第2部 私の履歴書(野球小僧とラジオ少年;日本航空機製造;YS‐11初めて物語;新天地へ;改革)
第3部 ドキュメントV字回復(企業改革、私の実践訓)
著者等紹介
矢嶋英敏[ヤジマヒデトシ]
1935年、群馬県前橋市生まれ。東京学芸大学附属中学に進学。57年、慶應義塾大学文学部卒業。防衛庁輸入課を経て、59年、官民共同出資の日本航空機製造に入社。戦後初の国産旅客機YS‐11のプロジェクトに参加し、24歳の若さで部品購入担当者として活躍。その後、YS‐11の海外営業マンとなり西アフリカ地域を担当。77年、42歳で計測・医用・航空・産業機器の名門メーカーである島津製作所に専門課長で入社。貿易部長や航空事業部長などを経て、98年に中途入社社員として初の社長に就任。「やり遂げろ」を合言葉に、前例にとらわれない「選択と集中」で事業の大胆なリストラクチャリング(創造的再配置)に取り組む。老舗病に苦しんでいた同社の経営改革を成し遂げた。03年会長に就任、以来、社業の傍ら講演などで「国産旅客機YS‐11」「産官学連携」「経営改革」への思いを語る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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