出版社内容情報
話をよく聴く上司ほど、部下を不調にしてしまう――多業種を担当する産業カウンセラーが、心が折れる職場の傾向を分析。
内容説明
上司がアドバイス上手、「頭のいい人」が周囲にそろっている、無駄口をきかず効率最優先…こんな職場こそ、実は心が折れやすい?数々の実例を知るプロカウンセラーが、パワハラや長時間労働だけではない、不調を起こす本当の原因についてひもとき、働きやすい職場とは何かを掘り下げる。
目次
1章 飲み会が少ない職場は危ない(「自発的な飲み会」のない職場で、メンタル不調が多発するわけ;仕事が先、プライベートは後 ほか)
2章 「アドバイス上手」な上司が部下の心を折る(なぜあの部署では不調者が続出するのか;2人の部下を続けて不調にしたB部長 ほか)
3章 なぜ運動部を経験していないと、心が折れやすいのか(メンタル不調になりやすい人、なりにくい人;運動系の部活動を経験していない人の特性 ほか)
4章 90分のメンタルヘルス研修で、不調者が増える理由(メンタルヘルス研修が職場の不調者を増加させる;新任管理職研修のデメリット ほか)
5章 心が折れない職場とは?(会社に来られなくなる前の、危険なシグナル;他人と比べずに、過去と比べる ほか)
著者等紹介
見波利幸[ミナミトシユキ]
1961年生まれ。大学卒業後、外資系コンピュータメーカーなどを経て、98年野村総合研究所に入社。メンタルヘルスの黎明期より管理職向け1日研修を提唱するなど、日本のメンタルヘルス研修の草分け。現在はエディフィストラーニング(キヤノングループ)の主席研究員として、研修や講演の傍ら、カウンセリングや職場復帰支援などを行う。2015年より、日本メンタルヘルス講師認定協会の代表理事に就任し、メンタルヘルス講師の育成を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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