内容説明
かつての秀才がぱっとしない社員になるのはなぜ？高学歴ホワイトカラーだからこそ、陥りやすいビジネスの落とし穴がある。コストコのマジック、経営者から見た給料の決まり方などのエピソードとともに、“エリート”のブラインド・スポットを指摘し、残念脱却のヒントを説く。
目次
プロローグ “アジの開き”からわかる残念なエリート
第１章 学歴エリートより「ストリート・スマート」の時代
第２章 格差の何が問題ですか？
第３章 残念なエリートは計画を重視する
第４章 東京オリンピックでおもてなしはできるか
第５章 「こんなはずじゃなかった」が人生
著者等紹介
山崎将志［ヤマザキマサシ］
ビジネスコンサルタント。１９７１年愛知県生まれ。１９９４年東京大学経済学部経営学科卒業。同年アクセンチュア入社。２００３年独立。その後、企業研修の知識工房、事業再生コンサルティングのアジルパートナーズをはじめ、数社のベンチャー企業を開発（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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morinokazedayori
7
★★★学生時代には優秀だが、社会人になってからパッとした業績を残せない人たちの問題点は何か。学んだり形から入ることには熱心だが、行動が伴わない。虚栄心やプライドが邪魔をして、なりふり構わずがむしゃらに取り組めない。まず綿密な計画を立てたがるが、臨機応変に変更していくことが難しい。指示に忠実に従うのは得意だが、その先の新しいことを生み出すことが苦手。なるほど、エリートであるかどうかは別として、行動力と柔軟性は創造的な仕事につながるだろう。2015/09/28
はな
6
所謂、エリートと称される人々は、与えられたフレームワークの中で、ミスなくルールに従って高いパフォーマンスを上げることが出来る人々である。しかしながら、成熟した世界においては最早、エリート達よりも枠に嵌まりきれない情熱を持った人々が革新的なideaや商品で世の中に変革をもたらしている。作者はコンサルタントの視点で只のエリートから脱却する方策を多面的に提示している。考え方が面白かった。2016/03/14
めどうさ
6
1週間前ぐらいに読みましたが､あんまり内容を覚えてません｡きっと今の私にとって必要のない情報だったのでしょう｡2015/11/02
吉高ミイコ
4
借りた本だがイマイチ頭に入って来なかった。確かに勉強出来るけど仕事が出来ない人、たまーに見かける。どうせなら真のエリートはそういう残念なエリートにも適材適所の仕事を振れるようになれば最高なんだろうけど。残念だろうが何だろうがエリートって冠付くだけでも大したもんだと思う。2017/10/03
ひらりん
4
企画会議で満場一致した商品が爆発的なヒットにならない理由 という項目が気になったので読んでみた。まぁ、納得できる理由ではあったかな。 [中]2016/01/19
