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日経プレミアシリーズ
辞める首相 辞めない首相

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  • サイズ B40判/ページ数 350p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261368
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1231

出版社内容情報

史上稀に見るほどの「辞めない首相」はどこまで地位に固執し続けるのか。田中角栄以降の20人の歴代首相がどう権力を喪失していったのかを、「辞め方」で分類して紹介。菅政権の最新情報を盛り込み、日本政治の行方を探る。


[目次]

序 章 首相の本質は辞め方に表れる
第1章 政権放り投げ型の首相
第2章 「いつでも辞める」の政権不執着型の首相
第3章 行き詰まり・沈没型の首相
第4章 返り咲きを目指した不完全燃焼型の首相
第5章 天寿全うの首相
第6章 辞めない首相
終 章 出処進退に見るリーダーの正体
主な参考文献
あとがき

内容説明

国の最高権力者がその座を離れるとき、政治家としての本質が最もよく表れる。田中角栄元首相以降、20人の男たちの退陣ドラマから、首相の資質、権力の本質を問うとともに、史上稀に見る「辞めない首相」の最新動向も盛り込み、日本の政治の行方を探る。

目次

序章 首相の本質は辞め方に表れる
第1章 政権放り投げ型の首相
第2章 「いつでも辞める」の政権不執着型の首相
第3章 行き詰まり・沈没型の首相
第4章 返り咲きを目指した不完全燃焼型の首相
第5章 天寿全うの首相
第6章 辞めない首相
終章 出処進退に見るリーダーの正体

著者等紹介

塩田潮[シオタウシオ]
1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』で第5回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

7
歴代総理の辞め際を幾つかのタイプに分類して書かれています。ざっと読んでみて名宰相と呼べる人は本当に少ないのだなと改めて実感しました。足の引っ張り合いの歴史がよくわかります。2015/02/21

壱萬弐仟縁

3
選挙で再チャレンジをご自身でも行っている安倍晋三氏(36ページ~)。教育基本法を改正したことも思い出した。勝ち組、負け組とか、底上げとか、連呼していたのも思い出した。前代未聞の辞め方。本音では、憲法改正したいので、ご自身は国民投票法を整備した。あまり詳細は触れられない時期であるが、これで「維新」と連立して、原発再稼働とか画策しそうである。機能性胃腸障害(43ページ)。日本には女性首相が誕生していない。そして、首相が早期に辞め過ぎだという気もする。だからといって、何十年も同じだと独裁。首相公選制が重要では。2012/12/07

3
辞め方のタイプ別に分けてあるから仕方ないことだけど、時系列順ではないので、この首相の前は誰で、次は誰だったっけ?と少し混乱してしまった。菅さんがボロクソに書かれていてワロタw確かにそうなんだけど、こうやって淡々とした文章の中でそのどうしようもない事実ばかり書かれてしまうと、ダメダメっぷりが目立ってしまう。2012/02/14

Yohei Seki

2
仕事上の必要があって読んだ本。田中角栄以降のほとんどの歴代首相を取り上げ、その引き際をタイプ別に分類している。本書の刊行(昨年9月)直前に辞めた菅直人の項に辛辣な表現が目立つ以外は、割と淡々とした筆致。国内政治の歴史(の一部)を概観するのに役立つ1冊だと思う。2012/03/04

makottia

2
歴代総理の辞め方を並べるだけでこうも違うのかと。リーダーに限らず、人は退き際が肝心ですね。肝に銘じます。2012/01/30

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