内容説明
富士山に魅了され、登頂すること一〇〇〇回超。「四登山道連続一筆登山」「八連続登頂」など驚きの冒険を経て、記録を達成するまでの道のりを奔放に語り尽くす。豊かな経験に裏打ちされた富士登山の魅力や注意点など、日本最高峰を目指す人にも大いに参考になる一冊。
目次
第１章 そして私は富士山へ向かう
第２章 冒険しなければ満足できない
第３章 １０００回登頂はこうして達成した
第４章 世界七大陸の頂上を目指す
第５章 富士山で出会ったいろいろな顔
第６章 人生は好きなことだけをやる
第７章 富士山に登ろう！
付録 實川欣伸と富士山
著者等紹介
實川欣伸［ジツカワヨシノブ］
登山家。１９４３年神奈川県生まれ。７０年法政大学法学部卒業。紳士服メーカー、住宅販売会社から東平商会を経て富士サービスを２００５年に退社。８５年に初の富士山登頂以来、回数を重ね、２０１０年に１０００回の登頂を記録。海外では７大陸最高峰のうちエベレストを残すのみ。日本山岳会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
富士山に登る。それはとても心躍ることである。ただし、自然を甘く見るのだけはやめておいた方がよい。無理をしてしまった場合、自分はもちろん周囲の人にまで迷惑をかけることになりかねない。折角来たのに途中で、あるいは挑戦すらせず諦めるというのは残念なことだが、そこで自分の中の声を聴かずに無理をして問題を起こしてしまえば、取り返しのつかないことになりかねない。2024/01/23
KJ
2
著者とは、3年ほど前に居酒屋で御一緒させてもらいました。現在も富士山の登山記録更新中。今年もエベレスト頑張ってください！。著者に会いたければシーズン中は富士山に行けば、かなりの確率で会えると思いますよ(笑)。著者以外には同年代の方で箱根の金時山を4往復するT氏、秦野の方などが富士山に元気で登られてます。恐るべし70歳台の方々です！
あきひと
1
いやーホントにスゴイ登山家。最新の情報では御年76歳で2060回登頂、世界セブンサミットの６つを征服済とのこと。歳を取って自分の好きなことをやれるようになったら、とことんやる。止めたらダメなんだよ。と自分に言う。2020/10/28
toddJPEN
1
凄いおじいちゃんだ。登り方もいくつもバリエーションを作って飽きない様にしている。記録を作るためにやり出した時は1日2日往復を淡々とやってたみたいで意地みたいだ。山登りはシーズンオフがあって、1年通してずっと登れるわけじゃない。メリハリがあるから良いんだろうなぁ、と最近始めた安息日のメリットと無理やり結び付けた。自慢話がちょっとウンザリするけど。昔俺ってモテたんだぜぇ、みたいな。昨日本屋で「モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう」って本を見つけたのだけど、武勇伝も聞いてて微妙だな。2020/02/03
yamakujira
1
すごい、の一言につきる。とても真似できないけれど、ここまでやるとチト病的な怖さを感じちゃう。これだけ富士山を利用してるのだから、率先して入山料を払ってほしいね。 （★★★☆☆）
