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日経プレミアシリーズ
松下幸之助に学ぶ経営学

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  • サイズ B40判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261122
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C1234

内容説明

ものをつくる前に人をつくる―。松下電器(現パナソニック)の創業者、松下幸之助の経営の神髄とは何か?戦略論、組織論に精通した経営学の第一人者が、様々なエピソードを交えて、松下経営の本質を解明する。

目次

第1章 企業の存在意義とは何か―企業目的論(利益追求は企業の目的ではない;使命を追求することの効用;やはり大切な利益)
第2章 ものをつくる前に人をつくる(凡事徹底と習慣づけ;覿面注意―叱って育てる;基本が大事―原則にこだわる;後継者を選ぶ)
第3章 松下流組織論(職能別事業部制;分社経営)
第4章 松下流経営戦略(松下流経営戦略発想法;松下流戦略の特徴―仕組みで勝つ;松下流顧客志向)
第5章 他の経営者との対比でみた松下幸之助(本田宗一郎と松下幸之助;松下幸之助と稲盛和夫)

著者等紹介

加護野忠男[カゴノタダオ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。1947年生まれ。70年、神戸大学経営学部卒業。72年、神戸大学大学院経営学研究科修士課程を修了後、神戸大学大学院経営学研究科博士課程に学ぶ。73年より神戸大学経営学部助手、同講師、同助教授を経て88年神戸大学経営学部教授。99年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かつしか

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松下幸之助流の経営を経営学の立場から非常に明快に、読みやすくまとめられています。2012/02/06

yu01

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企業を全体として捉えるビジネス・システムを提唱する加護野先生による松下幸之助のわかりやすい分析。著者の経営学観のたまもの。ビジネスの目的から、人づくり、組織論、戦略論まで展開される。経営は、たしかにアートでクラフトだが、論理とパターンはある。でも、実際はやっぱり熱意とコミットメントが先に立つ。それがなければ、人は育たないだろう。多元的な目標をまとめ上げるのも、熱意。ともすれば論理とパターンだけになりがちな経営学の中で、特に人の心の動きを視点に含めた説明がよかった。そうでしか説明できないのかな、とも思う。2011/07/17

Kentaro

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松下のダム経営とホンダの新しいことに挑戦させる姿勢も比較しながら、内部留保を何か問題があったときに対処できるように備えながら、ただお金を預金して眠らせるのではなく、事業の成長に対する投資をしている。 京セラと比較し、会社買収によって、経営を委ねられた会社を子会社化して、きっちり事業を建て直している手腕からも、経営者としての力量を証明している。 松下とホンダを例に二人の偉大な経営者の思想は普遍的でありながらも、その時代に合った思想であり、変化に対応することが出来なければ生き残れない難しさも学ばせられます。2018/02/12

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