内容説明
バブルは何度でもやってくる。過去とは異なる様相で―。世界各国が実行した低金利誘導、財政出動が投機マネーを再び勢いづかせる。世界金融危機の記憶もさめやらぬうちに、人類はまた過ちを繰り返すのか?人気エコノミストが、中国、新興国、資源価格、環境分野など新たなバブル経済の可能性を徹底分析する。
目次
第1章 不況はバブルの母である
第2章 バブルは海の向こうからやってくる
第3章 苦悩する金融当局
第4章 海外マネーに翻弄される日本の不動産
第5章 株式からFX取引に向かう個人マネー
第6章 環境分野にみるバブルの萌芽
第7章 先行し進む中国バブル
第8章 新興国バブルと資源インフレ
著者等紹介
熊野英生[クマノヒデオ]
第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト。1967年山口県生まれ。90年横浜国立大学経済学部卒。同年日本銀行入行。2000年、第一生命経済研究所入社、08年、日本FP協会評議員を兼任。専門は金融政策、財政政策、金融市場、経済統計(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
3
人は経験から多くのことを学ぶことができる.しかし,人の一生は短く,ほんとうの意味で知識を伝えることも困難である.そのため,時を経るに従って,かつてと似たような事故が起きるリスクは高まっていく.2012/01/01
Row_the_Punks
1
つまらなかった。2013/05/13
葵堂
0
内容としては興味深いが、あまり面白くなかった。2015/07/30
デンプシー
0
文章読みやすい。熊野さんに興味持った。円が高く2014/09/13
あみぷれ
0
今の世界の現状がまとまっている。投資の参考になるわけでも、将来の予測に役立つわけでもないが、今の状況を知るにはよい2010/10/14