内容説明
国民に最も嫌われた大統領ニクスンから、CIAとFBIを翻弄した二人の逆スパイ、「仮想現実」を自ら生きたウォーホル、歴史上の英雄に自身をなぞらえたパットンとマッカーサー、共同体への回帰を夢想し爆弾魔となったユナボマーまで、超大国アメリカを揺るがした11人をアメリカ文化研究の第一人者が描く現代版「対比列伝」。
目次
第1章 「表面」を生きた虚偽芸術家 Culture―アンディ・ウォーホル
第2章 軍事的怪物か、希代の英雄か Military―ジョージ・S.パットンとダグラス・マッカーサー
第3章 国民に最も嫌われた大統領 Politics―リチャード・ニクスン
第4章 正統派財閥の異端児、異端派財閥の正統児 Business―リチャード・メロン・スケイフとH・L・ハント一族
第5章 祖国を売ったスパイたち Diplomacy―アルドリッジ・エイムズとロバート・ハンセン
第6章 「飛び級の秀才」はなぜ小包爆弾を送りつけたのか Society―グレーゴル・ザムザとユナボマー
第7章 神の実在も世論調査で突き止められる? Media―ジョージ・H.ギャラップと「クリスタル・フォールズの水晶占い師」
著者等紹介
越智道雄[オチミチオ]
明治大学名誉教授。1936年、愛媛県今治市生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程修了。明治大学商学部教授を経て現在は著述、翻訳に専念。文化多元主義・宗教・ポップカルチャーなどの視点から、現代アメリカ及びイギリス、英語圏新世界諸国を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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