内容説明
腸内細菌を味方につけるのが健康への近道。腸内環境がカラダ全体にどう影響するか、そのメカニズムをわかりやすく解説し、腸の中の善玉菌を元気にする食事や習慣など、すぐに役立つ知識を満載。
目次
序章 プロバイオティクスの時代
第1章 “長寿国日本”の危機
第2章 あらゆる病気の「源」は大腸で発生する
第3章 腸内細菌が人の命を救う
第4章 腸内細菌を元気にする方法
第5章 腸内細菌をDNA解析で解明する
第6章 「食育」より「糞育」を―“栄養弱者”、子供とペットの病気
第7章 食糧難時代の腸内細菌利用法
著者等紹介
辨野義己[ベンノヨシミ]
(独)理化学研究所バイオリソースセンター室長。農学博士。1948年大阪府生まれ。酪農学園大学獣医学科卒。東京農工大学大学院を経て、2004年より現職。長年、腸内細菌学、細菌分類学の研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
14
【△】【あらすじ】腸内の状況が悪くなりこのままだと長寿な国ではなくなる。光岡先生の弟子である著者がヨーグルトを勧める。 【感想】2冊連続で腸の健康についての本を読んだ。ヨーグルトを毎日食べようと思う。ネットよりも多い量である400gをすすめている。2018/01/19
最終バック九番手
2
ヤクルトと森永BB536とゴボウとタマネギが非常に重要であることがよく分かった…一刷:2008年7月8日…本体850円2010/11/24
kammaki
2
健康な腸になろうと言う気になった。でも何より、著者の語り口の面白さに腹を抱えた。・・・私だけ?2009/07/02
きみどり
1
長年、わがままな腸にかしずき、ご機嫌を伺う生活をしているのだけど、本書を読んで、このまま腸中心の生活を続けていこうと思った。読み飛ばしていたら、最後の方に、世界人口が増大して、食料の輸入ができなくなったときの一日のメニューが書かれていた。とてもテンションの下がるメニューだったけど、改めて食べることの意味を考えさせられた。2013/06/19