出版社内容情報
「日本資本主義の父」渋沢栄一。その生き方を映す100の金言を、渋沢家五代目子孫が現代語訳、解説とともに紹介。
内容説明
「物事は順序を踏み、焦ってはならない」「何もせずに暮らすのは罪悪である」「なんでも政府に頼るのはだらしがない」「誰にも得意技や能力がある」「文明とは人々の知識能力で決まる」「みんなのためを口実にするな」―など、日本資本主義の父、渋沢栄一の100の熱いコトバを一冊に。
目次
第1章 人生を切り拓く
第2章 苦境を乗り越える
第3章 幸せな生き方
第4章 正しい生き方
第5章 信頼される人になる
第6章 本当に豊かなになる生き方
第7章 良い社会のための経営
第8章 国家と世界平和づくり
著者等紹介
渋澤健[シブサワケン]
コモンズ投信株式会社会長。渋沢栄一の5代目子孫。1961年生まれ。87年UCLA大学でMBA取得。ファースト・ボストン、JPモルガン、米ヘッジファンド、ムーア・キャピタルを経て2001年に独立、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を設立。08年コモンズ投信株式会社を立ち上げ、会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mazda
28
美しい国、日本が進むべき道について、「美事は自然に自然に進歩する」を参考に、世の中が自然に流れるような人間関係を構築することが大切でしょう。「文明国は平和を愛する」、日本の周辺にはこれと逆行する国も多いですが、日本は粛々と平和国家としての歩みを止めないことが大切でしょう。他にも心にしみる言葉がたくさんあります。一読の価値があります。2017/06/04
ふね
6
#16 渋沢翁の名言がコンパクトにまとまっていてよかったけれど、、少し物足りなかった。1つでも多く、腹落ちする金言を書き留めておきたい。2020/04/19
みやち🐹
5
何がしか目標を持っているけれど行動できない。そんな私を後押しし、檄を飛ばし、胸に何本も刃を刺してくる言葉が多く記されていました。成功した人だからこそ言葉が重く力強く感じました。作者さんがわかりやすく解説してくれていたので、とても読みやすかったです。少しずつでも目標に向けて頑張っていこうと思います。大河の主人公にもなるんでしたっけ?気になる偉人が増えました。2019/11/24
Masaki Sato
2
渋沢栄一のエッセンス集。ピンときたもの。縁の下の力持ち(サラリーマン根性)で正当化しない、自分の立場と相手の立場を相対的に見る。「完き人」を智情意すべてに秀でた人と解釈してとんがった人材よりも重要と考えるのは?だった。2022/03/19
Glitter
2
人間は情で動くという部分を強調している。 志がなければ人がついてこないことも指摘している。 渋沢栄一の入門にうってつけだ。 これで興味を持った人が本人の著書を読めばいい。2018/08/21