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日経ビジネス人文庫
模倣の経営学―偉大なる会社はマネから生まれる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532197674
  • NDC分類 335
  • Cコード C0134

出版社内容情報

他社の製品を真似するのではなく、自社で生かせる“もうかる仕組み”を学び取る創造的な摸倣の方法を解説する。

内容説明

トヨタもセブン‐イレブンもスターバックスも、優れた企業を「真似て、超える」ことで成功した。古今東西、新たなイノベーションは徹底した模倣からこそ生まれている。お手本とする他社の本質を見抜き、自社で生かせる“儲かる仕組み”を抽出する創造的な模倣の方法を、多くの偉大な会社の事例から鮮やかに紹介する。

目次

第1章 「天才のなぞかけ」―メタファーとイノベーション
第2章 「インドの露天商」―模倣すべき本質をモデリングする
第3章 「クロネコの革命」―本質を探る4つの要素と5つのステップ
第4章 「2つのカフェ」―模倣の創造性
第5章 「4人の教師」―誰をどのように模倣するのか
第6章 「守破離」―手本と現実のギャップを越える
第7章 「わな」―模倣できそうで模倣できない会社
第8章 「反転」―逆発想のモデリング
第9章 「作法」―倣い方を倣う

著者等紹介

井上達彦[イノウエタツヒコ]
早稲田大学商学学術院教授。1992年横浜国立大学経営学部卒業、97年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士号(経営学)を取得。広島大学社会人大学院マネジメント専攻助教授、早稲田大学商学部助教授などを経て、2008年から現職。03年経営情報学会論文賞受賞。独立行政法人経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、ペンシルベニア大学ウォートンスクール・シニアフェローなどを歴任。研究分野は、ビジネス・システム(価値創造システム)、ビジネス・モデル・デザイン、経営組織論、経営戦略論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomohiro_Y

3
「模倣の」というよりかは、どのようにアイデアを引っ張ってきて自らにモデリングできることが肝要かということがわかりました。しかしまあ具体事例を抽象化・ヒントとするというのはまあ白い雲を見て、龍と思うか水蒸気と思うかぐらいその人のセンスが必要かと思います。横井軍平の「枯れた技術の水平展開」の例もありますし、継続実行をゆめゆめ忘れないことが肝要かと。2017/05/13

fuku

2
再読なのか。 同じの買ってしまった。。。2016/01/04

Yukiko Yosuke

2
「模倣は創造の母」と文芸評論家の小林秀雄氏が言っているように、偉大なイノベーションの多くが、何かの模倣から始まっている。本書では、本質を模倣すること、同じモデルから違う本質を見抜くこと、良い模倣の仕方などを具体例を交えて解説する。事例は誰もが知っているものばかりで解説も丁寧、読みやすい。模倣できそうで模倣できない仕組みをいかに構築するか、ヒントになるかも。2015/09/05

セパック ボラ

1
楠木建さんオススメ本Vol.1。つばめの反面教師はすぐ分かるが、いい模倣先はあるだろうか。強いてあげればKUMONかなあ。2019/12/15

かに

1
マーケティングトレースの黒澤さんが言及していたので手に取った。タイトルから想像する以上の広がりのある内容だった。ただ真似すれば良いわけではない、「何を「お手本」にするかは決定的に重要である」ということをしっかり押さえた上で、どこから模倣するか、どう分析するか、どのように模倣するか……という話を、理論と実例をまじえて書かれている。また読み直したい。2019/09/23

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