出版社内容情報
他社の製品を真似するのではなく、自社で生かせる“もうかる仕組み”を学び取る創造的な摸倣の方法を解説する。
内容説明
トヨタもセブン‐イレブンもスターバックスも、優れた企業を「真似て、超える」ことで成功した。古今東西、新たなイノベーションは徹底した模倣からこそ生まれている。お手本とする他社の本質を見抜き、自社で生かせる“儲かる仕組み”を抽出する創造的な模倣の方法を、多くの偉大な会社の事例から鮮やかに紹介する。
目次
第1章 「天才のなぞかけ」―メタファーとイノベーション
第2章 「インドの露天商」―模倣すべき本質をモデリングする
第3章 「クロネコの革命」―本質を探る4つの要素と5つのステップ
第4章 「2つのカフェ」―模倣の創造性
第5章 「4人の教師」―誰をどのように模倣するのか
第6章 「守破離」―手本と現実のギャップを越える
第7章 「わな」―模倣できそうで模倣できない会社
第8章 「反転」―逆発想のモデリング
第9章 「作法」―倣い方を倣う
著者等紹介
井上達彦[イノウエタツヒコ]
早稲田大学商学学術院教授。1992年横浜国立大学経営学部卒業、97年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士号(経営学)を取得。広島大学社会人大学院マネジメント専攻助教授、早稲田大学商学部助教授などを経て、2008年から現職。03年経営情報学会論文賞受賞。独立行政法人経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、ペンシルベニア大学ウォートンスクール・シニアフェローなどを歴任。研究分野は、ビジネス・システム(価値創造システム)、ビジネス・モデル・デザイン、経営組織論、経営戦略論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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