内容説明
新たな経済危機に直面した日本。日本企業の多くは株主重視経営とグローバル・スタンダードという軸を失い、「失われた１０年」と同じ迷走を繰り返しかねない！―「人本主義を貫く」という日本企業の選択すべき道を明示した経営改革論を再び世に問う。
目次
カネとヒトの複合不況
資本主義の逆襲？
人本主義は死なない
戦略なき投資の悲劇
事業地図の塗り替えとしてのリストラ
雇用を「守る」、雇用を生み出す
若い力を活かす人事
ＩＴ革命こそ日本のチャンス
東アジアとの分業が日本を助ける
シニアを生かして、シニア市場を開拓
社長のリストラ
出地たる人本主義で日本企業再浮上
著者等紹介
伊丹敬之［イタミヒロユキ］
東京理科大学専門職大学院教授。一橋大学名誉教授。１９６９年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。７２年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了・ＰｈＤ。その後一橋大学商学部で教鞭をとり、８５年教授。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める。経済産業省等の審議会委員など多数歴任。２００５年紫綬褒章を受章。２００８年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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